この記事では、「ガノタ」の意味を分かりやすく説明していきます。
「ガノタ」とは?意味
アニメ機動戦士ガンダムシリーズのオタクと言う意味で、ガンダムオタクから略されていってガノタという言葉になっています。
ガンオタという言葉もガンダムオタクを指す言葉で、こちらはガンダムオタクをモチーフとした漫画作品のタイトルともなっていますが、銃のマニアを意味するガンオタクを略したガンオタという言葉もあるため、ガノタという言葉と普及度は良くて互角といったところにとどまっています。
「ガノタ」の概要
ガンダムはアニメシリーズのファン、作中のメカ・モビルスーツのフッン、キャラクターのファン、プラモデルのコレクターや作ることを楽しむファン、小説なども含めた作品のファンなど多岐に分かれていていますが全てまとめてガノタと呼ばれ、メカガノタ、キャラガノタなどという言い方はしません。
また、ガンダムのシリーズは世界観もいくつかあり、初代ガンダムから続く宇宙世紀シリーズ、ガンダムSEEDシリーズ、ガンダムOOシリーズ、新機動戦記ガンダムWなどシリーズ特定のガノタという言い方もしません。
また、敵、味方などストーリー内の勢力のオタクまたはガノタという言い方もしないという非常に範囲の広い言葉となっています。
「ガノタ」の言葉の使い方や使われ方
「あいつはガノタなので映画は初日に見に行った」「ガノタならだいたい何かしらのガンダムのプラモデルは作ったことはあるだろう」「ガノタだけどオルフェンズはパスした」(オルフェンズは作品タイトルの略)「ガノタをやめたけどまた出戻りした」などの使い方があります。
どちらかと言えば現在進行の言葉ですが、過去を振り返って使うことも可能です。
自覚して使うケースもあれば他人が指摘するケースもあります。
ガノタの度合いを示す言葉はなく、大のガノタという言葉すらあまり見かけません。
「ガノタ」の類語や言いかえ
略の仕方が違うだけでほぼ同じ意味も持つガンオタ、ガンダムマニア、ガンダムファン、ガンダムのプラモデルを中心とした意味のガンプラファンなどの言葉が類語としてあ゛られます。
他作品でガノタまで略されている言葉はなく、仮面ライダーオタクはライダーオタク、ウルトラマンオタクはウルオタと略されるケースがあります。
なお、ガンダムのオフィシャルサイトなどではガノタという言葉は使っておらず「ファン」という言葉を使っています。
現在ではそれほどではありませんが、オタクという言葉は悪いイメージがあったことも理由の一端とも言えるでしょう。
まとめ
ガノタという言葉はガンダムオタクの略語で、2000年頃のインターネット掲示板が発祥とされています。
ガンダムのシリーズは多数ありますが、それぞれのオタクを指す言葉がないため、一言でガノタと言ってもどのシリーズが好きなのかまではわからない言葉でもあり、今後変化していく可能性もあります。