この記事では、「コミュ障」と「人見知り」の違いを分かりやすく説明していきます。
「コミュ障」とは?
コミュニケーション障害のことを略して「コミュ障」と言います。
「コミュ障」の人の場合、他愛ない雑談や世間話といったコミュニケーションを苦手として、苦痛にさえ思ってしまいます。
それは、誰に対しても起こることで、何も初めて会う人だけではありません。
このような意味から「コミュ障」は、「根暗」や「陰キャな性格」、「暗い性格」、「内向的」などと言われます。
「コミュ障」の使い方
「コミュ障」は、「コミュ障の人」や「コミュ障を治す」などと使います。
「人見知り」とは?
初めて会う人や知らない人に対しコミュニケーションをとることが苦手な人のことを「人見知り」と言います。
相手の目を気にしすぎるあまり、過剰の意識してしまいうまくコミュニケーションをとることができないことを意味し、「人見知り」の場合、時間をかけ信頼関係を築くことができれば、自然となくなるものとなります。
どれだけ「人見知り」の人でも、その相手と信頼関係を築くことができれば、その後、普段通りに会話を楽しむことができます。
また、「人見知り」は、基本的に子供に用いられる言葉でした。
子供が知らない人を見て泣き出す様子が「人見知り」で、そこから以上のような意味として大人の間でも用いられる言葉となりました。
このような意味から「人見知り」は、「内気」や「恥ずかしがり屋」、「はにかみ屋」、「消極性」などと言われます。
「人見知り」の使い方
「人見知り」は、「人見知りする」や「人見知りする性格」、「人見知りを克服する」、「人見知りが激しい」などといった使い方となります。
「コミュ障」と「人見知り」の違い
人に対して苦手意識があるといった意味では同じ意味を持つ「コミュ障」と「人見知り」ですが、どのような人に対してなのかといった違いがあります。
「コミュ障」の場合、どのような人に対しても苦手意識を持つことを意味し、「人見知り」の場合は、知らない人、初めて会う人、に対してのみ苦手意識を持つ言葉となります。
そのため、「人見知り」の場合、その相手との関係性が深くなれば、自然となくなります。
「コミュ障」の例文
・『コミュ障の私にとって、恋をするなどできないと思っていました。』
・『コミュ障の自分が私は大嫌いです。』
・『コミュ障のせいで、今までたくさん嫌な思いをしてきました。』
・『子供の頃からコミュ障の私は、大人になっても全く改善させることはできませんでした。』
「人見知り」の例文
・『私は母が言うには、子供の頃、人見知りが激しく大変だったそうです。』
・『人見知りが激しい私にとって、子供の頃のクラス替えはとても嫌でした。』
・『社会人になり様々な人と出会う中で、自然と人見知りがなくなりました。』
・『人見知りの性格の私にとって、コンパは大の苦手です。』
まとめ
以上のようの「コミュ障」と「人見知り」とでは、相手に対して大きな違いがある言葉となります。