「サイバーレッカー」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「サイバーレッカー」とは?新語・ネット用語

この記事では、サイバーレッカーの意味を分かりやすく説明していきます。

サイバーレッカーとは?意味

サイバーレッカーとは、韓国で活動する炎上系のYouTuberを指します。

大きな事件が起きるといち早くそのゴシップに注目し、わざと炎上させ、多くの視聴者を集める者という意味があります。

問題がある動画を激しく批判すれば、人は何があったのかと目を向けます。

これがサイバーレッカーの狙いであり、計画的に炎上させるために行う手段なのです。


サイバーレッカーの概要

なぜ韓国では炎上系のYouTuberをサイバーレッカーと呼ぶのかと言うと、交通事故を起こしたとき、保険会社よりも個人のレッカー会社の方がより早く事故現場に到着します。

このように早く現場に到着する狙いは利益を上げるため。

それだけでも批判されるのですが、どこよりも早く現場に到着するため大きなサイレンを鳴らし、警光をピカピカと明るく光らせながら現場に行くところが市民の迷惑になっているのです。

道路交通法もまったく無視しながら走るところも酷いところ。

ネット上で事故が起きれば当事者よりも先に利益をあげようと飛びつき、視聴率を上げるために行動するサイバーレッカー車が炎上系YouTuberの行動と同じに見えるので、韓国ではこのように呼ばれるようになったのです。


サイバーレッカーの言葉の使い方や使われ方

人が作成した動画を使い、金目的で利用する人のことをサイバーレッカーと呼びます。

日本よりも韓国の方でよく使われているスラング用語であり、YouTubeをよく視聴する人が使っています。

このサイバーレッカーは事故や事故について激しく突っ込みを入れたり、わざと炎上するような言葉で煽るなどして注目させ、多くの人の目に触れるようにするのです。

悪い人に対して使う言葉ですので、健全にYouTubeを利用して、動画を投稿している人には使いません。

サイバーレッカーを使った例文

・猫を虐待するYouTuberが獣医師を目指す人であった動画をサイバーレッカーが投稿して高視聴率をとる。

・ほとんどのサイバーレッカーが金稼ぎ目的で動画を編集して投稿するところが社会問題になる。

・韓国ではモッパンを取り上げて炎上し、視聴率を稼ぐサイバーレッカーがいた。

猫をかわいがる人が裏では虐待していました。

この虐待している人が獣医師として仕事するために学ぶ学生であったことが炎上の理由となりました。

金を稼ぐ目的のサイバーレッカーの行動はえげつないと韓国では社会問題として取り上げられましたが、いまだに厳しく罰せられることもなく、普通に活動を続けています。

また、猫の虐待が社会問題となった後、ASMRを利用して食事放送が取り上げられて炎上しました。

人の不幸を食い物にするところがサイバーレッカーのえげつなさでもあります。

まとめ

本人は動画用のコンテンツを作ることなく、人が起こした事件や事故を嗅ぎつけて、あたかも自分が撮影したかのように編集して多額の利益を得るのですから、韓国では個人のレッカー会社と同じことをしているサイバーレッカーは酷いと話題となりました。

人のものを勝手に使うだけではなく、卑劣な言葉を言うところも社会問題となっています。

日本でもたびたび出没するサイバーレッカーに遭遇したら、配信する動画や言葉を真に受けて捉えないようにした方がいいでしょう。