この記事では、「シーツ」と「布団カバー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「シーツ」とは?
「シーツ」はベッドの敷布団のことで簡単に言えば、マットにかける保護用の布です。
何故、マットなどを布で覆い保護するかですが、これは、海外の文化が靴を履いたままベッドに入るという文化であるが故、マットに直に靴で上がるとマットが汚れるという問題があり、あえて「シーツ」という保護用の布を巻いてマットを保護したのです。
この時、「シーツ」は取り換えて水洗いをして選択するため、「シーツ」だけが汚れるという形でマットは汚れないというのが「シーツ」の役割になります。
「布団カバー」とは?
「布団カバー」は、掛布団を保護するための布です。
「布団カバー」はファスナーが付属していて中に布団を入れることで布団を汚れから守るという役割があります。
この仕組みも欧米の「シーツ」の原理を応用する形で布団を保護する仕組みとして昇華したのが「布団カバー」です。
「シーツ」と「布団カバー」の違い
「シーツ」と「布団カバー」の違いは保護するものが異なります。
「シーツ」はベッドという寝具の緩衝材であるマットの保護をする物で、「布団カバー」は、掛け布団を保護する物でファスナーが付属しています。
「シーツ」の例文
・『シーツの交換をする』
この例は、ベッドのマットを覆う保護用の布を交換するという例です。
「シーツ」はベッドという寝具に採用されている保護用の布なので、この例はベッドを使用している人物が保護用の布を交換している様子を示しています。
「布団カバー」の例文
・『布団カバーを洗う』
この例は、掛布団を保護する布を洗濯するという例です。
実は、「布団カバー」は水洗いが可能で、ファスナーがありますが、このファスナーは水洗いに耐えることができます。
ファスナー自体は樹脂だったり、金属だったり様々ですがまず、錆びることはありませんので安心して水洗いが可能です。
まとめ
「シーツ」と「布団カバー」の違いは、保護する物体が異なります。
「シーツ」は、元々はアメリカなどの文化でベッドという寝具に靴を履いたまま上がるため、マットが汚れないように「シーツ」に汚れてもらうという考えで考案されました。
そうしないと、土足でベッドに上がるとマットを汚してしまい、マットの交換が大変だと分かっているが故別の物に汚れてもらうという考えが生み出されました。
そこから、この文化は日本の掛布団にも応用できるのではないかということで生まれたのが、ファスナー付きの布団保護カバーになり「布団カバー」という商品です。
両者はともに汚れたら水洗いすることができる点が共通点で汚れから守るという点も共通点です。
その為、「布団カバー」はファスナーにおいては金属製と樹脂性があるのは、水洗い時にファスナーが劣化して機能を失わないようにした工夫であり耐久性を重視した物や頑丈な造りを意識したが故、鉄で構成されたファスナーの物など様々なものが「布団カバー」として販売されています。