「ジャージャー麺」と「担々麺」の違いとは?分かりやすく解釈

「ジャージャー麺」と「担々麺」の違い違い

甘辛い肉みそと数種の野菜などがのった、ジャージャー麺と担々麺。

ボリュームのある麺料理として、とても人気があります。

この記事では、「ジャージャー麺」「担々麺」の違いを分かりやすく説明していきます。

街のお店でテイクアウトや、外食する時の参考にしてみてください。

「ジャージャー麺」とは?

ジャージャー麺は、台湾や韓国などで食べられている屋台料理のひとつ。

ラーメンの麺の上に、豆板醤や甘辛い唐辛子で味つけした豚のミンチ肉をのせたグルメです。

本場では千切りのキュウリ、ネギ、そして人参やモヤシ、マメなどがのることもあります。

こってり甘い肉みそと、さっぱりツルツルの麺がからみ合い飽きの来ない味わいになっています。

ちなみに盛岡名物の「じゃじゃ麺」はジャージャー麺を日本流にアレンジしたもの。

ラーメンの麺の代わりに、茹でたうどんが使われています。

しこしことした歯ごたえが特徴的で、わんこそばに並ぶ盛岡の人気グルメになっています。


「担々麺」とは?

担々麺は中国の四川料理のひとつ。

しょう油とラー油を混ぜたタレの中に、茹でた麺を入れるシンプルなグルメです。

トッピングとして、ザーサイや小ネギ、炒めた豚肉などがはいります。

日本の担々麺と異なり、四川の担々麺はしょう油ラーメンに近いテイスト。

辛みが抑えてあるので、お子さんにも食べやすい味わいになっています。

また最近はやりの汁なし担々麺は、本場の四川料理を日本流にアレンジしたB級グルメ。

にんにくや生姜などで炒めた豚ひき肉と、キュウリの千切りなどを茹でたラーメン麺にトッピング。

お店によっては、ここに生卵をおとして食べる場合もあります。


「ジャージャー麺」と「担々麺」の違い

見た目もよく似ているのが、ジャージャー麺と担々麺です。

どちらのメニューも取り扱っているお店も多いもの。

間違えてオーダーしないためにも正しい違いを抑えておくのがおすすめです。

「ジャージャー麺」「担々麺」の違いを、分かりやすく解説します。

・スープがあるか無いか

ジャージャー麺は「スープ無しの肉みそラーメン」

それに対して担々麺は「スープありの肉みそラーメン」です。

温かい汁に入っている、いわゆるラーメンのイメージに近いのが担々麺。

冷やし中華の雰囲気に近いのが、ジャージャー麺になります。

・B級グルメか本格中華か

担々麺は中国で生まれた正統派の中華料理。

それに対してジャージャー麺は、担々麺にヒントを得て日本で生まれたB級グルメです。

見た目はとてもよく似ていますが、日本で食べられるのはジャージャー麺だけです。

まとめ

「ジャージャー麺」「担々麺」の違いを分かりやすくまとめてお伝えしました。

どちらもとても良く似ている人気グルメですが、スープが無い・スープがあるという決定的な違いがあります。

冷たいジャージャー麺と、温かい担々麺。

その日の気分にあわせて、お好みを選んでみてください。

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