「ズゴッグ」と「ゾゴック」の違いとは?分かりやすく解釈

「ズゴッグ」と「ゾゴック」の違いとは?違い

この記事では、「ズゴッグ」「ゾゴック」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ズゴッグ」とは?

機動戦士ガンダムに登場した水陸両用モビルスーツで、シャア専用機も用意されたジオン軍の水陸両用の主力機と呼べる機体です。

手には爪が3本とビーム砲が取り付けられておりある程度自由な方向に攻撃でき、頭にはロケット砲が装備され対空攻撃や潜航中の攻撃に使用できます。


「ゾゴック」とは?

機動戦士ガンダムではデザインのみが登場して本編には登場していないジオン軍の水陸両用モビルスーツですが、その後機動戦士ガンダムUCで初の映像登場を果たしています。

水陸両用モビルスーツとしては珍しく手が全く爪状ではない人に近い形で物を掴んだりできるタイプのものが装備されています。

ズゴッグの派生型で、強化型や改良型というわけではないのがポイントと言えるでしょう。


「ズゴッグ」と「ゾゴック」の外見の違い

「ズゴッグ」「ゾゴック」の両方とも水陸両用モビルスーツらしい頭部のない形状をしていますが、ズゴッグのほうが丸っこい形状をしていると言え、ゾゴックはやや角張った形状となっており、モノアイの可動範囲が広めに取られているのがゾゴックの特徴です。

なお手が爪状なのがズゴッグ、五本指の大型の手を持つのがゾゴックとなっています。

ズゴッグはブルー系の濃淡とグレー、シャア専用が赤系の濃淡とグレーのカラーリングなのに対し、ゾゴックは上半身と脚が赤系、二の腕や腰はグレーの濃淡で塗り分けられています。

水色と深い緑のカラーリングもあります。

「ズゴッグ」と「ゾゴック」の性能の違い

ズゴッグは手に装備されているビーム砲と頭のロケット砲により遠距離攻撃が可能となっていて、接近戦は手の爪で対処できますが、ゾゴックはビーム兵器が一切装備されておらず伸縮可能な腕によるパンチ、機体上部に装備された8つのブーメランカッターが主な攻撃手段となっています。

機体によっては腹部にもワイドカッターという武器があるという説がありますが、機動戦士ガンダムUC登場機には装備されていません。

ズゴッグは一般的な装備タイプなのに対し、ゾゴックはビーム兵器どころか実弾へ生きさえ装備されていないため特殊装備タイプという見方もできるかもしれません。

なお、ゾゴックは指が使えますがサイズが大きいため、ヒートソードやパンツァーファウストなどを持ったシーンが見られるものの、ザクマシンガンやドムのバズーカまで装備できるかと言うと微妙なところです。

まとめ

「ズゴッグ」はシャア専用も存在し、ガンダム0080では改修型が登場し、色違いがガンダムUCにも登場するなど水陸両用モビルスーツの代表格と言える機体ですが「ゾゴック」はプラモデル化されているもののマイナーな機体ではあり、ガンダムUCによってついに脚光を浴びるというガンダムシリーズの歴史を感じさせる現象を起こした機体でもあります。

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