この記事では、「タキシード」と「燕尾服」の違いを分かりやすく説明していきます。
「タキシード」とは?
「タキシード」の意味と概要について紹介します。
「タキシード」の意味
「タキシード」は、「男性の夜間向け礼服で、燕尾服に準じるもののこと」です。
「タキシード」の概要
タキシードは、英語で“tuxedo”と書き、男子の夜間向けの礼服のことを言います。
「燕尾服」に準じるものとして使われ、略式礼服となります。
英国では「ディナー・ジャケット」、フランスなどでは「スモーキング」と呼ばれています。
由来は、ニューヨークのタキシード公園のスタッフが、制服として着用していたことからきています。
特徴は、切れ目のない襟と、ボウタイと呼ばれる蝶ネクタイ、ひだのあるシャツに、カマーバンドがあります。
また、光沢のある生地で、いかにも夜会風です。
現在では結婚式に新郎が着用する衣装として知られています。
「燕尾服」とは?
「燕尾服」の意味と概要について紹介します。
「燕尾服」の意味
「燕尾服」は「えんびふく」と読みます。
意味は「男性の正式礼装、上着の後ろ裾が長く、先がツバメの尾の様に2つに分かれている」になります。
「燕尾服」の概要
「燕尾服」は、男性の正式礼装になります。
特徴は何と言ってもジャケットの後ろの裾が長くて、ツバメの尾の様に2つに分かれている点です。
英語では“swallow tailed coat”と呼ばれ、それがそのまま日本語化しました。
「タキシード」は、「燕尾服」を着た後にタバコを吸うに着替えたジャケットと言われています。
現在ではオケの指揮者や、栄誉ある賞の受賞者などが着用しています。
「タキシード」と「燕尾服」の違い!
「タキシード」は「男性の夜間向け礼服で、燕尾服に準じるもののこと」です。
「燕尾服」は「男性の正式礼装、上着の後ろ裾が長く2つに分かれているもののこと」です。
まとめ
今回は「タキシード」と「燕尾服」の違いをお伝えしました。
「タキシードは裾が真っ直ぐ」、「燕尾服は裾が長くて2つに分かれている」と覚えておきましょう。