アジア料理はヘルシーで独特なものがとても多く存在します。
少し国が違うだけでとても味や調理の仕方が変わる面白い文化的側面もあるものです。
最近では『韓流ブーム』などが大きく手伝い、韓国料理に関しても日本にドンドンと照会さえている状況です。
日本とは違う、コクのある料理がとても多く、一度ハマると病みつきになる方もたくさんいらっしゃいます。
そんな韓国料理の一般的な料理に『チャプチェ』と『プルコギ』が存在しています。
カタカナであり、半濁音がある為、なかなかイメージが湧きにくいかもしれませんが、この2つは全く違う料理です。
家庭料理の一つでもあり、各家庭で味に様々なバリエーションがあるものですが、味のベースというものは存在する料理です。
この記事では「チャプチェ」と「プルコギ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「チャプチェ」とは
一言で説明をすると『肉野菜春雨炒め』です。
ベースは細く刻んだお肉や野菜、特にニンジン、玉ねぎ、ホウレン草と春雨をごま油で炒めたものがもっぱらです。
アクセントにゴマや甘辛い調味料を混ぜて味に変化が出る様にする場合もあります。
食感に変化を与える為にキクラゲを入れることもあり、コリコリしてとても楽しい料理です。
中華春雨との違う点は、水で戻した春雨を煮込むのではく、炒めるという点にありますので、甘辛くもありますが、さっぱりした味です。
殆どの場合はお惣菜として作られますが、熱々のごはんの上に載せて食べる場合もあり、この様な食べ方を『パプ』と言います。
お腹いっぱいになるので、お子さんや学生にとても人気の食べ方です。
「プルコギ」とは
一方こちらは誤解を恐れずに説明をすると『甘辛牛皿』です。
一般的な日本の牛皿よりも更に甘辛く、味が濃い料理です。
もともとは高級料理でしたがこれも大衆料理としてよく食されている代表的な韓国フードになっています。
ベースは牛肉ですが、ここに玉ねぎはもちろんのこと、細切りにしたニンジン、長ネギ、シイタケ、ニラ、ホウレン草など好みの野菜を入れて醤油を基軸にして甘辛く煮こんでいくという料理です。
牛皿の様にお惣菜として食べる以外に、すき焼きの様に家族や友人で囲んで食べる場合や、ごはんの上に載せて『プルコギ丼』として食べるのもとてもメジャーです。
甘辛く煮こまれた牛肉と野菜の風味は何度でもご飯をお替りさせてしまう魔力を持っています。
「チャプチェ」と「プルコギ」の違い
この二つは『甘辛春雨炒め』なのか『甘辛牛皿』なのかで分けることが出来ます。
どちらも甘辛いですが、煮込まれている分、『プルコギ』の方が味が強めです。
甘辛いといってもしつこい甘辛さではなく、後味もすっきりとしている為、どなたでもお口に合う韓国料理の代表例ではないでしょうか。
もちろん味の濃さを変えることもできますので、お店やご自分で料理される際は是非、お好みの味を見つけて見て下さい。
まとめ
如何でしたでしょうか。
今回は韓国料理の代表である『チャプチェ』と『プルコギ』を見ていきました。
韓国家庭料理と言えばこれと言えるのが今回の2つですので、まだ食べたことが無い方は是非チャレンジして頂き、様々な韓国料理も試されてみることをお勧めします。
一度ハマったら抜け出せない、魅惑の韓国料理の世界が貴方を待っています。