この記事では、「デビットノート」と「インボイス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「デビットノート」とは?
「デビットノート」は、「貿易用語で、買い手が売り手に対して、返品やオーダーミスどがある場合に返金を請求する為に発行する書類のこと」という意味です。
英語で“Debit Note”と書き、海外から商品を仕入れて、返品や欠品が発生した時に、売り手側に対して「これだけ返金して下さい」と請求する時に発行する書類のことです。
相手と継続的な取引があり、商品を仕入れているうちに、返品や値引きなどにより返金分を決済する時に使われることが多くなります。
あくまで「相手に対する債務の請求」であり、個々の商品の決済ではありません。
「インボイス」とは?
「インボイス」は、「商品代金の請求書」という意味です。
英語で“Invoice”と書き、本来は海外に商品を販売した時に、商品に添付して買い手に送る請求書のことを言います。
最近では日本国内でもグローバル化により、請求書に「インボイス」と表記されていることも多くなりました。
買い手側はこの「インボイス」により支払い手続きを行うことになります。
ちなみに、「インボイス」を発行した買い手が“Debit Note”を発行した場合、「請求額-返金額」で差額を支払うという処理をすることもあります。
「デビットノート」と「インボイス」の違い!
「デビットノート」は「貿易用語で、買い手が売り手に対して、返品やオーダーミスどがある場合に返金を請求する為に発行する書類のこと」です。
「インボイス」は「商品代金の請求書」です。
まとめ
今回は「デビットノート」と「インボイス」の違いをお伝えしました。
「デビットノート」は「返金を請求する書類」、「インボイス」は「商品の請求書」と覚えておきましょう。