「トイガー」と「ベンガル」の違いとは?分かりやすく解釈

「トイガー」と「ベンガル」の違いとは?違い

この記事では、トイガーとベンガルの違いを分かりやすく説明していきます。

トイガーとは?

トイガーとは、アメリカが原産国のトラにそっくりな柄を持つ猫です。

1980年代以降に登場した新種で、たまたまアメリカの猫のブリーダーの元に生まれたベンガルの子猫の柄がトラ模様だったことで気に入り、繁殖させ、頭数を増やしていきました。

そんなトイガーの名前の由来は“Toy”(トイ)と“Tiger”(タイガー)を掛け合わせたもので、おもちゃのような虎という意味があります。

そんなトイガーの性格は穏やかで、人によく懐きます。

小さな子供と一緒に遊べる好奇心旺盛な姿は愛くるしさを覚えるでしょう。

知能が高いのでしつけやすく、人間の生活にもすぐに馴染める猫として人気があります。

人から誘われると楽しく遊べるトイガーですが、人がいないときは一人で静かにお留守番ができる猫です。

また、賢い顔を見せながら耳をピンと立てて、人の話す声や辺りの音を聞き分け、その状況に応じた行動ができる賢さを持ちます。


ベンガルとは?

ベンガルとは、交配させて作ったアメリカが原産の猫です。

お洒落で品のあるネコとして、セレブに選ばれています。

1970年代、ネコ白血病の研究のために、ベンガルヤマネコとイエネコを交配させたときに生まれた猫が後のベンガルの基礎を築き上げました。

毛色はスノー、ブラウン、シルバーがあり、模様は豹柄のブチ(別名スポッテッド)とマーブルの2種類になります。

このスポッテッドはジャガーやヒョウのように濃淡の斑点がよく出たものがよく、楕円形の縞はあまりよくないとされています。

そんなベンガルの毛色にはブラウン・ダビーと象牙色にこげ茶色のスノー・タビー、シルバー&スモーク・タビーの3種類が揃います。

性格は温厚でおとなしく、水遊びが大好き。

お風呂にもすすんで自分から入ります。

運動量が多いので、遊べる環境を整えることが大事です。


トイガーとベンガルの違い

家の中で遊ぶことが好きなトイガーに対して、外で遊ぶのが大好きなベンガルは運動するのが大好きです。

トイガーの動きは比較的ゆっくりですが、ベンガルはすばしっこく、高い所でも素早く飛び乗れるという違いも見られます。

トイガーとベンガルの外見の違い

体の色が虎模様であるのに対して、ベンガルは豹柄のブチとマーブルという違いがあります。

トイガーは骨太な体つきに虎のようなオレンジ色の被毛。

そこに黒い縦縞模様が入っています。

頭部にも虎のような模様があり、本当に虎の子供ではないかと見間違えるほどの見た目が印象的。

ベンガルと比べると全体的に太めで脚も太く、顔が少し大きいという違いも見られます。

それに対してベンガルの頭は少し小さめで耳はくさび型。

横幅の鼻につり目です。

力強く、しなやかに動くベンガルの尾は細く、長いのが特徴的。

全体的に細長い体型も印象的なボディは軽やかに高い所へ飛び上がり、器用に歩きます。

まとめ

がっしりした脚で一歩ずつ踏みしめながら人に近寄るトイガーは動きも虎のようです。

一方、しなやかな歩き方と身のこなしが特徴的なベンガルはまるで豹のような動きを見せます。

どちらも個性的で野性的な毛の色と模様とお洒落な猫ですので、インテリアやファッションに拘る人に合うペットとなるでしょう。

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