「ドヤ顔」とは?意味
最近、インターネットの掲示板やSNSでも、よく目にすることかある「ドヤ顔」は、「自分の願いが叶ったり、得意な分野の話題やテーマで自慢げな顔をすること」を意味する言葉です。
「ドヤ顔」の「ドヤ」は、関西弁の「どうや」という方言が語源と言われていますが、「どうだ?」という意味があります。
この「ドヤ」は、その人の心の奥底に「今、自分がしたことに対して格好良く見えるだろ」という得意になった気持ちが込められています。
そのことから「ドヤ顔」は「自分の成功や結果を誇って自慢げな顔をする」ということになるのです。
「ドヤ顔」の表現の使い方
「ドヤ顔」は「自慢げな顔をすること」という意味がありますので、多く人がいる前で、得意なことができた時に自慢したげの顔をする場面で「ドヤ顔」が使われます。
「ドヤ顔」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「ドヤ顔」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることことにしましょう。
「ドヤ顔」を使った例文1
「街の人気カフェに行くと、必ずドヤ顔したフリーランスの男性がノートパソコンを開いて何かしているのです。でも、彼らは本当に仕事をしているのか、甚だ疑問です」
「ドヤ顔」という言葉がクローズアップされてきたのは、この数年の間でしょう。
それもフリーランスでノマドワーカーと呼ばれる個人で仕事をしている人達への注目が集まるようになってからです。
彼ら「ノマドワーカー」の中には、本当に企業に属さず個人で仕事を頑張っている人もいますが、「ノマドワーカーもどき」でカフェで「ドヤ顔」をしているだけの輩もたくさんいます。
「ドヤ顔」を使った例文2
「彼は今回の予想がバッチリ当たったので、今まで見せたことのないドヤ顔していたのです」
それまで大したことができずに、目立つこともなかった「彼」が何かギャンブルで予想したことが当たったのでしょう。
そのために自慢したくて、つい「ドヤ顔」になったのです。
ただこんな時の「ドヤ顔」は、周りから見ていると、ただ面白いだけにしか見えないことでしょう。
「ドヤ顔」の類語や類義語
「ドヤ顔」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのような言葉があるかを見ていくことにします。
「得意顔」【とくいかお】
「得意顔」が「ドヤ顔」の類義語として扱うことができます。
「自分の望みや願いがそのまま成就したことで、満足な顔つきになったり、誇らしげな顔つきをすること」という意味になります。
「したり顔」【したりかお】
「したり顔」も「ドヤ顔」と同じような意味を持つ言葉で、「してやったという得意そうな顔つきをするこ」という意味になります。