「ネットde真実」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「ネットde真実」とは?新語・ネット用語

この記事では、ネットde真実の意味を分かりやすく説明していきます。

ネットde真実とは?意味

ネットde真実とは、インターネット上に出てくる芸能人やニュースの情報はすべて本当のことだろうと思い、受け入れてしまう行為を言い表す言葉です。

言葉や名前を検索するだけで多くのサイトが出てきますが、それらの記事は他サイトの情報を見て、真似て書いているものもあります。

そのため、すべてが本当であるとは限らないというのに、書かれている情報を鵜呑みにして、そう思い込む人のことを揶揄する言葉がネットde真実なのです。


ネットde真実の概要

新聞やテレビでは事件を起こした犯人の出身地や実家のこと、生い立ちなど詳細については書かれていませんが、インターネット上で公開されているサイトには裏の顔についても調べて書いています。

そのようなサイトを閲覧した者は、新聞やテレビでは語られない犯人の生い立ちまで詳細に書かれているサイトの情報は本当のことだと信用してしまうのです。

そして、あたかも自分は詳しく情報を知っていると人に自慢し、インターネットで書かれていることこそが真実であり、正義なのだと信用し、情報通として振る舞うことをネットde真実と例えるわけです。

このように振る舞う人は、情報をいいように操作したり、偏った報道ばかりするマスメディアに対して不信感を持ち、不満も持つようになり、「これらの情報は信用できない」と思っているため、個人が書いたサイトの方が信用できると考えてしまうのです。


ネットde真実の言葉の使い方や使われ方

インターネット上で公開するサイトには人物や事故の全てが書かれているサイトがありますが、どこまで本当のことかが分かりません。

しかし、その情報は「全て本当のことだ」と決めつけては「俺は知っている」と豪語し、間違った内容でも教えてしまう人を「あの人はネットde真実のため困る」と困惑する気持ちを表すときに使うことができます。

また、本気でサイトに書かれていた情報を得意げに話す人は「間違ったことに流されやすい愚かな人だ」と感じ、茶化すときに使われている言葉です。

ネットde真実を使った例文

・インターネットで調べた情報を鵜呑みにして情報通と豪語する中年男性をネットde真実おじさんと呼ぶ。

・ネットde真実という言葉はインターネットで公開しているサイトで真実を知った言葉が由来となっている。

・信じやすい中高年にネットde真実な人が多い傾向が見られるから注意しよう。

今や声優やアニメ作家の詳細まで書かれているサイトはありますが、自分が好きな作品の情報を書いているとファンになってしまい、書かれている記事の全てを受け入れてしまう人がいます。

また、読んだ情報を鵜呑みにしやすいのが、若い人よりも中高年に多い傾向が見られます。

それに、女性よりも男性の方が信じやすく、中には“ネットde真実おじさん”と呼ばれる人も現れています。

まとめ

スマホでも気軽に閲覧できるサイトにはかなり詳しい情報が無料で読めます。

自分が得たいと思うことをしっかり書き、公開しているので、どの情報よりも真実味を感じた人は本当だと信じてしまうのです。

しかし、ときには本当のことではないことも書かれていますので、すべてを鵜呑みにしないよう自分をしっかり持つことが必要です。