この記事では、ノージョブズを分かりやすく説明していきます。
ノージョブズとは?意味
ノージョブズとは、仕事がないという意味合いがあります。
英語で「仕事」と意味するJobsと、英語で「そうではない」と意味するNoを掛け合わせた言葉がノージョブズ=無職という意味で若者が使つようになりました。
ノージョブズの概要
ノージョブズは、パソコンやiPhoneを開発し、世の中に広めたAppleの創業者、スティーブ・ジョブズからきている造語です。
この言葉が世の中に広まったきっかけとなったのは、2011年10月6日の朝、スティーブ・ジョブズが亡くなったことが報道されたニュースからでした。
報道後、当時2ちゃんねる(現在5ちゃんねる)の掲示板に匿名で「ジョブズは死んだけど」との文章から始まり、「ノージョブズのお前らはいつ死ぬの」と書き込みされます。
このときから無職の人を皮肉る意味も込めてノージョブズだと取り上げて2ちゃんねるでは頻繁に使われるようになりました。
このことで2ちゃんねるの掲示板ではその後、ノージョブズという言葉が定着します。
ノージョブズの言葉の使い方や使われ方
ノージョブズの使い方としては、自分が無職であるときは「俺はノージョブズだ」と使い、その人が無職であるか聞きたいときは「君はノージョブズか」と質問します。
また、冷やかすときは「君はお洒落でセンスはいいけどノージョブズだよね」と言い、残念な人には「知識はあるけどノージョブズで残念だね」と使います。
「ずっと無職でいまやスティーブ・ノージョブズになったわ」と創始者の名前を文字って使えば笑いの要素も含めて、楽しく相手に伝える使い方になるでしょう。
ノージョブズを使った例文(使用例)
ノージョブズを使った例文をご紹介します。
・お前、いつまでもノージョブズだと結婚できないかもしれないぞ。
いつまでも無職であると、結婚できるチャンスを逃してしまうだろう忠告するときに使います。
言われた相手もそれは不味いと思い、今の自分の生活を見直すきっかけとなるでしょう。
・私、ノージョブズになってしまったから手に職を付けて頑張ろうと思う。
無職となったことを人に伝えるときに使う例文です。
しかし、この人は無職となってしまって暇になったその時間を活かし、手に職を付けて、新しい道を切り開こうと前向きな気持ちになったことを伝えています。
・有名な大学を卒業した俺だけど、今はノージョブズなんだ。
自分に合う仕事はないかな。
有名な大学を卒業したのはいいけれど、なかなか自分の能力を活かせる仕事が見つからず、今は無職であることを伝える例文です。
今後の道をどう切り開くか模索している状態だとの気持ちが伝わる例文です。
まとめ
無職を意味するノージョブズという言葉は、今の状態を表すときに使えますし、無職であるからこそ何かをやろうと意気込むときに使える言葉でもあります。
人を貶す意味で使うよりも、注意をするときに使えば相手を傷つけることなく使える言葉です。
一昔前に多くの人が使っていた無職の意味があるニートではなく、ノージョブズと言う方が今の若い世代には通用する言葉となるでしょう。