「ハラショー」と「スパシーバ」の違いとは?分かりやすく解釈

「ハラショー」と「スパシーバ」の違いとは?違い

「ハラショー」「スパシーバ」という言葉、ご存じでしょうか。

多くの人にとって、なんとも聞きなれない言葉ですが、実はロシアの言葉なのです。

では、それぞれどのような意味なのでしょうか。

この記事では、「ハラショー」「スパシーバ」の意味と違いを分かりやすく説明していきます。

「ハラショー」とは?

ハラショーには、「いいね!」「すばらしい」「素敵」などの褒める意志を伝える意味があります。

英語で同じような意味を持つ言葉は、「good」「great」「nice」です。

また、「OK!」「わかった!」「了解」などの同意を示す意味もあります。

この場合の英語は、「I see」「all right」です。

広く知られているのは褒めるための意味ですが、どのように使い分ければいいのでしょうか。

それは前後の文脈で判断できますし、慣れればイントネーションでも使い分けできます。

スペルは、「Хорошо」となりかなり難しく、私たち日本人はこれをハラショーとは読めません。

加えて、友人などのとても親しい間柄でハラショーを用いると、「ありがとね」「どうも」「お陰で助かったよ」というように、とてもカジュアルな感謝の言葉として使います。

つまり、ハラショーの言葉でお礼を言われたら、気安い仲になれたのだと喜びましょう。


「スパシーバ」とは?

スパシーバはお礼の気持ちを伝えるときに使います。

つまり、「ありがとう」という意味で、英語では「thank you」です。

ロシア語に接する際、一番最初に覚える言葉でもあります。

スペルは、「Спасибо」です。

残念ながらローマ字読みでは手に負えません。

なぜなら、キリル文字という独特の文字だからです。

これもハラショーと同じく、日本人にとって解読するのはハードルが高すぎます。

ロシア人が発音すると、「スパスィーバ」に聞こえます。

この一言で意味が成り立ち、感謝を伝えられるので覚えておきたい一語です。


「ハラショー」と「スパシーバ」の違い

「ハラショー」「スパシーバ」の違いを、分かりやすく解説します。

同じロシアの言葉ですが、意味が違います。

ハラショーは、相手や何かを褒めるときに「すばらしい」という意味を込めて使います。

ただし、相手を限定し、親しい間柄の場合には軽くお礼を伝える言葉として便利です。

また、スパシーバは感謝の意味を伝える言葉です。

共に使う時は一語で足りるので、難しい語学と言われているロシア語の中では比較的覚えやすい言葉と言えます。

まとめ

ロシア語は、ロシア連邦をはじめウクライナやベラルーシなど東ヨーロッパ・北アジア・カフカス・中央アジアなどで話されている言語です。

日常生活において、外国語を必要としない人が言葉を新たに覚えるのは大変な労力を必要とします。

しかしながら、外国人にとって会話は成立しなくても相手から自分の国の言葉が聞けたら嬉しいもの。

やはり、ある程度の単語は頭にインプットしておいたほうが良さそうです。

ロシア語の場合は、ハラショーとスパシーバが覚えやすいのでおすすめです。

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