「バックレる」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「バックレる」とは?新語・ネット用語

この記事では、「バックレる」の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。

「バックレる」とは?

質問されたことに対して答えられるのに、知らないふりするのが「バックレる」であり、とぼけてその場から逃げてしまうことを指します。

あたかも知らないという表情したり、知らん振りして白を切るという意味として使われている言葉として使われている言葉です。

主に、反社会からはぶれているヤクザや盗人が使う手口であり、逃げ切るためにあえて「知らないふり」して自分が関わらないようにする状況を作ります。

まったく職場に連絡しないは、急に辞めてしまうという行為が「バックレる」の意味でもあり、卑劣で酷い行為として忌み嫌われることを指すわけです。


「バックレる」の概要

とぼけるが転じて「逃げる」という意味で使われるようになった「バックレる」は、学校に行くふりして家を出ますが、途中で引き返して、喫茶店やゲームセンターに行って時間潰しするその愚弄の行為を表す言葉です。

とくに、素行が不良である一部の学生は真面目に学校へ登校しなかったり、通学しても教室を黙って抜け出し、校舎の裏に行ってたむろって時間をやり過ごします。

教室から抜け出すため教師に向かって早退してしまうという行為は「バックレる」そのものであり、悪いことと認識せず、後日、何事もなかったかのように通学するわけです。


「バックレる」の使い方や使われ方

自分が逃げ出すように教室から抜け出したり、黙って早退してしまうその行為を「バックレる」と言い、素行が不良と呼ばれる学生の問題行動に対して使われていた言葉です。

学校を無断で早退してもしらばっくれるその行動が「バックレる」に略された俗語になります。

会社では社員が何も言わずに職場を抜け出して家に帰ってしまう行為や、退職届けを提出せず、黙って会社をいきなり辞めてしまうその行為も当てはまります。

突然いなくなってしまう行動は大人の社会において重大な裏切り行為であり、二度と会社に通勤できなくなるばかりか、人としての信用問題も取りざたされるわけです。

「バックレる」を使った例文(使用例)

・『彼氏とデートの約束していたのに、いきなりバックレるから愛情が冷めてしまった』
・『バイト先で急にバックレると職場ではシフトにも乱れが起こる』
・『バックレる人は常習犯になってしまう場合が多く、職場に多大な迷惑をかけてしまう』
愛する恋人であっても、いきなりデートの日をすっぽかして来ないときは100年の恋も冷めてしまうわけです。

職場では正社員よりもアルバイトがいきなり「バックレる」ことでシフトに乱れが起き、店長が代わりに急遽仕事するはめになりますし、働いている人の意欲を失わせるなど迷惑をかけてしまうので注意したいものです。

まとめ

何の前触れもなく、いきなり職場を辞めてしまう行為や学校から忽然とその姿を消してしまう困った行動を「バックレる」と言っていた時代がありました。

最近は掲示板の「なんJ」で使われ出し、話題をさらいますが、いずれにしても社会人としてはマナー違反で愚かな行為であるため注意が必要です。