屋内で比較的広範囲で殺虫効果を得ようと、燻蒸・燻煙式の殺虫剤を利用する人は少なくありません。
そして燻蒸・燻煙式の殺虫剤の代表格と言えるのが、「バルサン」と「アースレッド」です。
ただし2つとも似た特徴を持っているので、どちらを選ぶべきかで迷う人もいます。
この記事ではそんな「バルサン」と「アースレッド」の違いを、分かりやすく説明していきます。
「バルサン」とは?
「バルサン」とは、レックが製造し販売しているゴキブリやダニといった害虫向けの殺虫剤ブランドです。
歴史は古く、1954年に中外製薬が「バルサン」を発売したのが始まりとなっています。
d・d-T-シフェノトリンやメトキサジアゾン、フェノトリンといった成分が用いられており、主に煙が出るタイプと霧が出るタイプに分類する事が可能です。
「アースレッド」とは?
「アースレッド」とは、アース製薬が製造し販売しているゴキブリ、ダニ、ハエといった害虫対策に用いられる殺虫剤ブランドです。
d・d-T-シフェノトリンやメトキサジアゾンを主な成分としており、1978年から販売されています。
更に煙が出るタイプと霧が出るタイプとに、分類する事が可能です。
「バルサン」と「アースレッド」の違い
2商品共に、d・d-T-シフェノトリンやメトキサジアゾン、フェノトリンといった成分を主成分として製造されています。
同時に煙や霧で殺虫するので、使用感も似通っているのが特徴です。
そんな「バルサン」と「アースレッド」の違いを分かりやすく解説すると、有効成分の配合比率に違いが見られます。
その結果、後発である「アースレッド」の方が対象とする害虫を細分化して商品を販売しているのです。
まとめ
「バルサン」と「アースレッド」は同様の成分で製造され、煙タイプや霧タイプに分ける事が可能です。
ですが成分の配合比率に違いが見られ、後発の「アースレッド」の方が対象とする害虫を細分化して対応しています。