この記事では、「フェミニン」と「ガーリー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「フェミニン」とは?
「フェミニン」は、日本で言う淑女のことで女性らしさと気品を備えていることです。
気品と女性らしさの両立ができていることが重要で「フェミニン」は、どちらかが欠けた場合、成立しない言葉になります。
なお、男性に対して、「フェミニン」という言葉を使用することも可能で、女性らしさがある気品にあふれた男性のことを「フェミニン」と呼びます。
なお、「フェミニン」はあくまでらしいというだけで、実際の人物がそうであると断定はしていません。
「ガーリー」とは?
「ガーリー」は、girlyのことで、女性というより、子供らしさがある少女という意味で使用されます。
その為、「ガーリーファッション」という物は、大人の女性らしく見えるファッションではなく、子供らしさが残るファッションです。
「ガーリー」という言葉のポイントは、らしいという点で、断言してません。
無論、「フェミニン」もらしいという意味なので断言ではなくそう見えることを意味します。
「フェミニン」と「ガーリー」の違い
「フェミニン」と「ガーリー」の違いは、らしさにおいて淑女であるか、少女であるかです。
「フェミニン」は淑女で「ガーリー」は少女と覚えるとよいでしょう。
「フェミニン」の例文
・『部長って超フェミニンだよね?』
この例は、部長と呼ばれる人物が超淑女的だという例です。
なお、部長が男性であると女性であろうと、「フェミニン」は淑女らしさがある人物になります。
「ガーリー」の例文
・『今月のガーリーファッションはリボン付きのファッションじゃあないんだね』
この例は、ファッション誌で「ガーリーファッション」という女の子らしいファッションの特集においてリボン付きの衣服が無いことを示しています。
「ガーリーファッション」は少女らしさを垣間見せる物ですが、少女=リボンではないため、この例においてはファッション雑誌を見ている読者のイメージが、「ガーリーファッション」=リボンだとしているのです。
まとめ
「フェミニン」と「ガーリー」の違いは、らしさという見た目において淑女のようであるか、少女らしく見えるかです。
あくまで両者は見た目を指しており、例えば、淑女だと断定する場合、それは単にladyという言葉で成立し、少女も同様にgirlで言い切りができます。
つまり両者は言い切りをしていないが故、外見しか見ておらず、ファッション用語で使用する場合においては、見れくれだけを意味します。
見てくれがどうだという際においては、この二つの対極をなす言葉を用いれば、淑女のように見えるか、少女のように見えるかのいずれかを示すことができるのです。
なお、「フェミニン」は実はラテン語で英語ではなく、「ガーリー」は英語であるため、両者の違いは、意味の違いの他においては、英語であるかラテン語であるかという違いも存在しています。