この記事では、「フリーター」と「アルバイト」の違いを分かりやすく説明していきます。
「フリーター」とは?
臨時ではない定まった職業についておらず、アルバイトで生活費を稼いで生活をしている人のことです。
また、仕事をしたいけれど、現在正社員として仕事に就いていない人のことです。
15~34歳までの学生や主婦は除きます。
日本では15歳以上が仕事をすることができます。
15歳は高校生くらいの年齢です。
つまり、学校に通って勉強をしながら、仕事をすることができるのです。
学生の場合は、正社員としてではない働き方ができるということです。
「フリーター」の意味に、「アルバイトで生活費を稼いで」とありますが、学生の場合はアルバイトで生活費を稼いでいても「フリーター」とはいいません。
また、主婦をしていて仕事についていない人もいることでしょう。
この人たちも、この言葉が指すものではありません。
年齢に関係なく、主婦は「フリーター」に含みません。
「フリーター」の使い方
正社員以外で働く人と、働く意志はあるけれど無職の人を指して使用する言葉です。
主婦と34歳までの学生は除きます。
「アルバイト」とは?
本業の合間に収入を得るためにする仕事や、その仕事をする人のことです。
また、短時間労働者に分類される雇用形態のことです。
この言葉が指す人は、年齢の定義はありません。
学生であっても、そうでない人であっても、この言葉は指しています。
この人たちが行う仕事には、さまざまなものがあります。
たとえば、書店員、コンビニ店員、清掃員、銀行の窓口、スーパー店員、コールセンタースタッフなどです。
どのような仕事内容なのかは、意味に含んでいません。
さまざまな仕事をしている人がいます。
「アルバイト」の使い方
本業とは別の収入を得るための仕事や、その仕事をしている人、または短時間労働者のことを指して使用をします。
学生で期間を限定して働いている人も含みます。
年齢は定めていないので、働くことができる年齢である人なら、この言葉を使うことができます。
「フリーター」と「アルバイト」の違い
どちらの言葉も働く人の意味では同じで、雇用形態が同じです。
違いは年齢です。
前者の言葉は、主婦と15~34歳までの学生を除きます。
後者の言葉が指しているのは、年齢に関係ありません。
学業をしているもの、家庭の家事などを担うもので、この形態の仕事をしているものを含みます。
「フリーター」の例文
・『知り合いはフリーター』
・『フリーター生活を楽しむ』
・『36歳フリーターです』
・『息子はフリーターを続けている』
「アルバイト」の例文
・『清掃のアルバイトをしている』
・『2つのアルバイトをしている』
・『親にアルバイトの相談をする』
・『アルバイトでためたお金でゲームを購入する』
まとめ
どちらの言葉も働き方についてを意味しており、働き方は同じです。
違いは年齢です。