この記事では、「ブヒキャラ」の意味を分かりやすく説明していきます。
「ブヒキャラ」とは?意味
「ブヒキャラ」は可愛らしいキャラクターを愛好するオタク軍のことを萌え豚と呼び、その物が好みそうなキャラクターのことです。
豚はブヒブヒと声を上げて喜ぶという偏見から「ブヒキャラ」とはオタク受けするキャラクターのことを指します。
なお、豚は喜びの声を上げているとき、案外と恐ろしい声で鳴くこともあり、決してブヒブヒというわけではなくこれは単なる偏見です。
「ブヒキャラ」の概要
「ブヒキャラ」は、要はオタクにさえ受ければよいキャラクターというだけのレッテルを貼られたキャラです。
逆を返すと、オタクに受ければよいキャラというのは嫌われてしまう要素が多く、その理由は変にいい子ちゃんであるが故、女性が女性キャラを見た場合、おかしいと思うが故になります。
というのも、「ブヒキャラ」はいわば願望のような物でオタク陣営の願望です。
その願望が女性のキャラクターに向くが故、本当の女性がそれを見ると気味が悪いと思うのです。
「ブヒキャラ」の言葉の使い方や使われ方
「ブヒキャラ」は漫画やアニメなどのオタクにのみ受ければよい、キャラで、オタクの願望が詰まったキャラクターを意味するために使用します。
「ブヒキャラ」を使った例文
・『ブヒキャラは肯定すれば作品を盛り立てるキャラだが否定すれば、単なる視聴者に都合が良いキャラに成り下がる』
この例は、「ブヒキャラ」が持つ特性を理解したうえで肯定し否定した例です。
肯定した場合は、お話作りをやりやすくなり、作品を盛り立てやすくなりますが、批判すれば、「ブヒキャラ」は単にオタクのような視聴者にのみ都合が良いキャラクターになり下がり、アニメやコミックであればリアリティーが急激に薄れます。
そうした意味では「ブヒキャラ」に相当するキャラが男性であれ女性であれリアリティーを重視する作品の場合、「ブヒキャラ」の存在は不要となるのです。
まとめ
「ブヒキャラ」は、キャラクターづくりにおいてテンプレートのキャラクターのことを意味し、優等生だったりツンデレだったりといわばお話を作るうえでのテンプレートです。
逆を返せば、テンプレートキャラであるが故、テンプレートのことしか許されないキャラでテンプレートから外れると魅力がなくなるキャラを「ブヒキャラ」と呼びます。
逆に、テンプレートから外れても魅力的なキャラクターは、「ブヒキャラ」ではなく、キャラクターによっては何をやっても許されます。
それが例え殺戮者のようなキャラでも、女湯を覗こうとするキャラであっても借金が大量にあるキャラでも許されるのです。
その上で、「ブヒキャラ」は必要なのかという問題については、必要でその理由は、お話作りをしていくとそれに該当するキャラが自然に発生するが故、「ブヒキャラ」は必要で、ベルセルクという殺伐とした漫画においても「ブヒキャラ」がいますので必然的に作られるキャラであると言えます。