この記事では、「ブラックアウト」と「ホワイトアウト」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ブラックアウト」とは?
「ブラックアウト」には以下の2つの意味と使い方があります。
1つ目は元の意味で「停電などで目の前が真っ暗になること」であり、「台風で町中がブラックアウトした」などと言います。
2つ目は上記から転じて「不可能な状態になること」という意味で、「会議の内容についてはブラックアウトだ」などと言います。
こちらは専門ジャンルにより様々な使われ方があり、「報道規制」「言論統制」「船が操舵不能に陥る」「電波が受信不能になる」などがあります。
「ブラックアウト」は英語で“black-out”と書き、“out”は「視界から消える」という意味です。
「ホワイトアウト」とは?
「ホワイトアウト」は、「吹雪により視界が真っ白になり、周囲の状況が全く見えなくなってしまう現象のこと」という意味です。
積雪の多い地方で、ただでさえ周囲に雪が積もって視界が不良な状態であるところへ、猛吹雪になり視界が真っ白になってしまい、方向や地形などが識別できなくなってしまうことを言います。
高速道路で多くの車が立ち往生する事例もあります。
また、雪山や南極では、視界は良好でも雪や雲が乱反射して地平線が分らなくなったり、足元の状態が分らなくなるという意味もあります。
「ブラックアウト」と「ホワイトアウト」の違い!
「ブラックアウト」は「停電などで目の前が真っ暗になること」「不可能な状態になること」です。
「ホワイトアウト」は「吹雪により視界が真っ白になり、周囲の状況が全く見えなくなってしまう現象のこと」です。
まとめ
今回は「ブラックアウト」と「ホワイトアウト」の違いをお伝えしました。
「ブラックアウト」は「目の前が真っ暗になる」、「ホワイトアウト」は「目の前が真っ白になる」と覚えておきましょう。