「ブラックフラグ」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「ブラックフラグ」とは?新語・ネット用語

この記事では、「ブラックフラグ」の意味を分かりやすく説明していきます。

「ブラックフラグ」とは?意味

「ブラックフラグ」は、入社した会社がブラック企業であるという旗が立ったという例でフラグは旗のことで昔は、旗を見てどのような状況にあるかを判断したが故、「ブラックフラグ」は、ブラックな企業であるという状況にあることを指します。

また、「ブラックフラグ」は、レースにおいては、レースの規約を無視した走行、逆走などや自動車のレギュレーション違反をした人物に対して失格を告げるための旗でもあります。


「ブラックフラグ」の概要

「ブラックフラグ」は、レースなどを見ている人物であれば、失格という意味のあの目印の旗かと思われるでしょうが、レースを見ていない人からすれば、ブラック企業ということに旗印が立ったという理解になり、自分の入社した会社がブラック企業だったという目印として「ブラックフラグ」を知っている方は多いです。

一応、両者ともに、これ以上ない状態を黒色という色で知らせているため、両者はともに間違った使用例ではありません。

よって、「ブラックフラグ」は、レースにおいては失格というこれ以上ない処分を指し、企業においては、ブラック企業というこれ以上ない企業を指す目印が「ブラックフラグ」です。


「ブラックフラグ」の言葉の使い方や使われ方

「ブラックフラグ」は、危険行為に対する戒めで、対象を一時追放するために使用する黒い旗で、実際に黒い旗を振ったうえで、追放する物のゼッケンをボードに書いて追放者に黒い旗が出ていると知らせて使用します。

もし久場、ブラック企業を指す場合にも使用します。

「ブラックフラグ」を使った例文

・『これは、入社した会社にブラックフラグが立ったな、残業代が一切支払われてないから』
この例は、自分が入社した会社がブラックだと認識した例です。

何故なら残業代が一切支払われていないが故、ブラックであると確信しています。

この例の、「ブラックフラグ」は企業がブラック企業であるという確信を指しているのです。

・『10号車にブラックフラグ』
この例は、レースに参加しているゼッケンナンバー10番に失格という処罰を与えた例です。

この処罰を受けたものは、レースを止めて指定された場所にレースカーを止める必要があります。

まとめ

「ブラックフラグ」は、レースにおいては、対象となる物をレースから追放という意味ですが、レースを知らない者からすれば、ブラックと聞かれると会社となり、ブラック企業であるという認識を持ち、フラグがその状態にある目印だという認識になるため、「ブラックフラグ」は2つの意味が存在しているのです。

なお、レースの「ブラックフラグ」は、一時的な追放で、そのレースには出走できませんが別のレースには出走可能で、ブラック企業を指すフラグに関してはこれは、確定時効としてブラックな企業ということが決まっているというだけで退社するなどの後の対処については個人の判断にゆだねられます。