「ホエイプロテイン」と「カゼインプロテイン」の違いとは?分かりやすく解釈

「ホエイプロテイン」と「カゼインプロテイン」の違い違い

この記事では、「ホエイプロテイン」「カゼインプロテイン」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ホエイプロテイン」とは?

「ホエイプロテイン」は、乳由来のタンパク質です。

ヨーグルトを水切りすると、やや黄色をした液体がでてきます。

これがホエイです。

ホエイは水に溶けやすく、消化吸収が素早い特徴があります。

ヒトの体内では合成できないアミノ酸のことを必須アミノ酸といい、9種類あります。

ホエイプロテインには、必須アミノ酸がバランスよく含まれています。

粉末状になっているプロテインは、水に溶かして飲むことが一般的です。

プロテインの種類によってはダマになってしまうのですが、ホエイプロテインはダマになりにくい特徴があります。

これは、水に溶けやすい性質があるからです。


「カゼインプロテイン」とは?

「カゼインプロテイン」は、乳由来のタンパク質です。

牛乳に含まれるタンパク質の80%ほどを占めています。

ヨーグルトを水切りすると、液体と固体に別れます。

固形分にはカゼインが含まれています。

カゼインは吸収がゆっくりな特徴があり、7~8時間かけて吸収されます。

そのため、血中アミノ酸濃度を長時間保ちたいときに向いています。

また、不溶性で固まりやすい性質があります。


「ホエイプロテイン」と「カゼインプロテイン」の違い

どちらも乳由来のタンパク質ですが、性質が異なります。

「ホエイプロテイン」は、吸収が素早い、水に溶けやすいという性質があります。

「カゼインプロテイン」は、吸収がゆっくり、水に溶けにくいという性質があります。

まとめ

「ホエイプロテイン」「カゼインプロテイン」は、乳由来のタンパク質という点では同じですが、性質の異なるタンパク質です。

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