「マニア買い」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「マニア買い」とは?新語・ネット用語

この記事では、「マニア買い」の意味を分かりやすく説明していきます。

「マニア買い」とは?意味

「マニア買い」は、商品が欲しいから購入するという考えではなく、単に商品をコレクションして並べたいから購入することを意味します。

その上で、コレクションしたものを使用することはありますが、基本的に「マニア買い」の目的は、コレクションを作り上げ、保存目的や第3者に転売という形でビジネスを行う目的で保存し高値になった際に売買するなどを行うのが「マニア買い」です。

なお、「マニア買い」は同じものを複数個購入や、色違いを複数個購入などを当たり前のように行い、コレクションを作り上げ保存することをも目的としています。


「マニア買い」の概要

「マニア買い」は、実のところ、珍しい行為でもなんでもなく、自動車の部品であれば、同じ部品を取り寄せて起き、部品が壊れたら交換してまた新しい部品を取り寄せるという考えの延長です。

これを繰り返せば、延々と同じものを使用することができるのでは?というのが「マニア買い」で何十個も同じものを最初から購入するのはそうした何かあった際の保存用のために購入をしているのです。

特に自動車などは、生産されている部品はいつまでも生産ラインにあるのではなく、いつかは生産ラインから外れます。

こうなりますと残っている在庫の値段が高くなるが故、あらかじめ生産が終了された際に大量に在庫を購入して持っておくのが自動車マニアの一つの手段で、これを行えば、しばらくは在庫が枯渇しない限り自動車に乗り続けることができるのです。


「マニア買い」の言葉の使い方や使われ方

「マニア買い」は、同じものを何個も購入することや購入している人を指すために使用します。

「マニア買い」を使った例文

・『PS2をマニア買いしちゃったよ』
この例は、PS2を大量に購入したという意味です。

なお、2021年現在はPS2は中古しか購入できないので、この例は、保存用に大量にPS2というゲーム機を購入した例です。

・『ガンプラは、マニア買いできない品目である』
この例は、ガンダムのプラモデルは実は、同じものを大量購入できないという例です。

何故なら、ガンプラは、転売という形で販売するものが多いが故、一人につき一個と決まっており、再販されることが多いため、「マニア買い」という同じものを何個も購入する行為はできません。

まとめ

「マニア買い」は、実は病気では?という声がありますが、これには賛否があり、病気という声もあれば物の価値を理解しているともいわれており、無くなるということへの恐怖感が「マニア買い」という行動に走らせるのです。

逆に、いつでも入手可能年がら年中販売されている物は実は、「マニア買い」されても案外と皆さん手放します。

何故なら、価値が無いが故、いつでも入手できるのでほしいと思ったら購入するという単純な考えができるので、「マニア買い」は、そんなほしいから買う、という単純な考えが通用しないが故、起こる現象であると言えます。