「ミュージカル」と「オペラ」は、どちらも歌や芝居、ダンスがあります。
両者に違いはあるのでしょうか。
「ミュージカル」とは?
「ミュージカル」とは、音楽と歌、セリフ、ダンスを合わせた演劇のことです。
ヨーロッパのバレエやオペラがアメリカに渡って、発展したのが「ミュージカル」の始まりだといわれています。
「オペラ」よりも庶民的な題材や音楽を扱っています。
「オペラ」とは?
音楽を中心とした、総合舞台芸術です。
「オペラ」という単語は、イタリア語で「仕事」や「作品」のことを指します。
ルネサンス後期の16世紀末、古代ギリシャの演劇を復興しようという動きが起こり、「オペラ」が生まれました。
それから、貴族や上流階級などに楽しまれてきました。
「ミュージカル」と「オペラ」の違い
大きな違いは、発声方法です。
オペラでは、歌が重視されるため、殆どの場合、マイクは使用しません。
ストーリーが歌によって進んでいき、オペラの舞台人は「オペラ歌手」と呼ばれます。
それに対し、「ミュージカル」は、歌の他にダンスや芝居も重視されています。
発声方法は、地声やミックスボイスなど様々で、台詞によってストーリーが進んでいきます。
「ミュージカル」の舞台人は、「ミュージカル俳優・女優」と呼ばれています。
「オペラ」に比べ、「ミュージカル」の方が、歴史が浅いエンターテインメントになります。
まとめ
「オペラ」と「ミュージカル」の違いを知って鑑賞すると、より深く楽しめます。