この記事では、「モッシュ」の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。
「モッシュ」とは?
ライブが盛り上がり、絶好調に達すると観客は隣同士で激しくぶつかり合うことを「モッシュ」と言います。
言葉の由来は“mosh”(モッシュ)で、激しく踊ったり、飛び跳ねるようにして踊るという意味があります。
そうでなくても隣同士が密集しているライブ会場ではたびたび隣の人とぶつかり合って距離を近づけますが、もっと激しくぶつかることで楽しい気持ちを共有し合い、一緒にライブを楽しむわけです。
円になってぶつかり合うときは「サークルモッシュ」と言い、ロックバンドやパンクバンドでのライブではかなり激しいぶつかり合いが見られます。
初めて行く人はそのぶつかり合いに驚きますが、慣れればいつの間にか自分も腕に力を込めるようにして、全身をぶつけていきます。
「モッシュ」の概要
ライブの前線の中央から始まる「モッシュ」は、前列の中心にいればいやおうなしに巻き込まれてしまうものです。
左右に隣り合う者同士が急にぶつかり合うことで歌手や周囲にいる人たちが興奮して、楽しい雰囲気になります。
小さな会場では盛り上がってくると隣同士でぶつかりますが、暗黙の了解のように隣同士が詰め寄り、ぶつかり出します。
このぶつかり合いこそがライブでの楽しみであり、とくにロックやパンクでは元気のいい男性、女性が前列に並び、歌手の前で「モッシュ」を始めるわけです。
慣れてくるとぶつかり合いも楽しくなるのでわざわざ早くに並ぶ人もいます。
「モッシュ」の使い方や使われ方
隣同士で上半身をぶつけて交流はかるのが「モッシュ」であり、わざと人にぶつかったり、飛び跳ねて激しく踊ることを指します。
ライブでしか見られないこの「モッシュ」は多くの人を巻き込み、興奮させる行為であり、ライブ会場に来たファン同士で始めるぶつかり合いを指します。
人にぶつかりながら大きな声で応援したり、拳を振り上げる、髪の毛を振り乱すなどして、自分なりに興奮させて楽しむのも醍醐味です。
とくに、パンクやロックなど激しく踊り狂うことが許可されている時はかなり「モッシュ」は盛り上がり、熱いぶつりかり合いが見られます。
「モッシュ」を使った例文(使用例)
・『今週末、モッシュやりに行こう』
・『俺、モッシュが好きでライブに行くんだ』
・『モッシュがエスカレートしたときは高く飛び上がり、人の頭上の上を移動するつわものも出てくる』
ライブに行って「モッシュしよう」と友達を誘って楽しむ人もいますし、趣味としている人は定期的にライブへ行き、元気よく飛び跳ねてぶつかる人もいます。
そんな「モッシュ」していて気分が高まった人は、さらに高く飛び上がって人々の上を移動する行為を楽しむわけです。
まとめ
ライブに行ったファンが興奮したとき、わざと隣の人へ上半身をぶつけて気持ちを高めることを「モッシュ」と言います。
主に、ロックやパンクといった音楽を奏でるバンドのライブで見られる行為であり、前列の中央でいきなり始まることが多いので、興味がある人は挑戦してみるといいでしょう。