この記事では、「ヤンキー」と「ヤンチャ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ヤンキー」とは?
「ヤンキー」の意味と使い方について紹介します。
「ヤンキー」の意味
「ヤンキー」とは「アメリカ人の俗称、特にアメリカ南部の人が、北部の人を見下して言う言葉」「日本において、アメリカの若者のスタイルスタイルを真似た若者のこと、転じて不良のこと」です。
「ヤンキー」の使い方
「ヤンキー」には、以下の意味があります。
1つ目は元の意味で、「アメリカ北部の人を表す俗称のこと」という意味で、英語で「Yankee」と書きます。
2つ目は「アメリカの若者のファッションや行動などを真似た、日本の若者のこと」という意味で、80年代から90年代にかけて、大阪のアメリカ村などで売られているアメカジファッションを真似する若者に使われていました。
3つ目は、上記から転じて「不良少年」のことで、目立つファッションや行動をすることから「不良」「チンピラ」など、「素行の悪い若者」の総称として使われています。
「ヤンチャ」とは?
「ヤンチャ」の意味と使い方について紹介します。
「ヤンチャ」の意味
「ヤンチャ」は「子供がだだをこねたり、いたずらすること」「素行の良くない若者のこと」という意味です。
「ヤンチャ」の使い方
「ヤンチャ」には以下の2つの意味があります。
1つ目は元の意味で、「子供が大人のいう言をきかずに、わがままし放題すること」という意味で、「やんちゃ盛りの子供」などと言います。
「やんちゃ」は、子供がだだをこねて「いやじゃ、いやじゃ」と言うのが変化したという説と、「粘ってしつこい」という意味の「ヤニ茶」が変化した言葉という説があります。
2つ目は上記から転じて「素行の良くない若者」という意味で、「ヤンキー」と同じ意味ですが、「ヤンチャ」の場合は「昔ヤンチャしていた」など、過去形で使われることが多くなります。
因みに、「ヤンキー」の過去形は「元ヤン」です。
「ヤンキー」と「ヤンチャ」の違い!
「ヤンキー」は「素行の悪い若者の総称」です。
「ヤンチャ」は「だだをこねる子供」「素行の悪い若者、特に過去のことに使われる」です。
まとめ
今回は「ヤンキー」と「ヤンチャ」の違いをお伝えしました。
「ヤンキーは不良少年」、「ヤンチャは駄々っ子と過去の不良少年」と覚えておきましょう。