「集中治療室」と「手術室」の違いとは?分かりやすく解釈

「集中治療室」と「手術室」の違いとは?違い

この記事では、「集中治療室」「手術室」の違いを分かりやすく説明していきます。

「集中治療室」とは?

「集中治療室」は、手術を受けた人物の容態が安定するまで治療を必要とする重篤な患者の方を受け入れる部屋です。

その為、通常は手術が成功した患者さんは術後一般病棟に移され看護を受けるのですが、「集中治療室」で看護を受ける人物は24時間365日第3者の看護を受けます。

通常の手術では、24時間第3者から看護を受けることはないです。


「手術室」とは?

「手術室」は、患者となる人物の病気を治療する部屋で治療法は投薬に外科的治療を施し患部を切り取るなどの方法があります。

「手術室」はあくまで治療を行ううえで経過観察を行うことはせず、あくまで治療に専念をする部屋です。

その為、治療が終われば、一般病棟か「集中治療室」のどちらかに患者となる方は入ります。


「集中治療室」と「手術室」の違い

「集中治療室」「手術室」の違いは、患者を治療するだけの部屋であるか、患者を治療してから継続して容態の安定に努める部屋であるかです。

「集中治療室」は患者の安定を図る部屋なので、手術をしてから入ります。

「集中治療室」の例文

・『集中治療室から父が出てくる』
この例は手術後に容体が安定していなかった父親が24時間経過観察を行い治療を行う部屋から出てきたという例です。

「集中治療室」は、手術室で治療をした結果、容態が安定しない場合入り、この例は無事容態が安定して出てきたという例です。

「手術室」の例文

・『父が手術室から出てきた』
この例は、父親が治療を行う部屋から出てきたという例になります。

恐らくですが、これから一般病棟に移されるのだと思われます。

もしくは、「集中治療室」に移される場合もありその場合は、父親の容態はかなり悪いと親族側は理解をしなければならないです。

つまりは、手術を受けたものは容態によってはさらなる24時間体制の治療を必要とするということです。

まとめ

「集中治療室」「手術室」の違いは、単に治療をして一般病棟に移そうとするか、24時間監視体制の中患者の容態の安定に努めるかです。

「手術室」は基本的に治療が成功して容態が安定していれば、一般病棟に移します。

ですが、容態が安定しない場合、「集中治療室」という24時間監視体制の治療室で治療を行います。

なお、感染病の治療は集中治療室では行えないのかですが、感染病の場合、隔離して治療を行いますので、一般人の方の治療を行う「集中治療室」で24時間監視化の中治療はできません。

何故なら、一般の方やスタッフに感染が広がる恐れがあり、「手術室」も感染のリスクがあるため、これら感染病棟は、一般病棟や「手術室」「集中治療室」から遠ざけて治療をする必要があります。

つまりは、感染者だけを一つの場所に集め、その中で治療をしていくため一般の方が使用する「集中治療室」などは使用できないのです。

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