この記事では、「ラフ画」と「下書き」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ラフ画」とは?
「ラフ画」は「らふが」と書きます。
意味は「絵を輪郭のみなどざっくりと描くこと」です。
絵画やマンガなどを描く時に、とにかく輪郭のみを大雑把に書き、構図やコマ割りなどを決めていくことを言います。
人を描く時には〇と線だけで表し、背景なども書きません。
特にマンガは、ラフ画の段階でページ数やネームを完成させて、先に出版社に送ることもあるのです。
「ラフ」は英語で“rough”と書き、「粗い」「激しい」などの意味があります。
「下書き」とは?
「下書き」は「したがき」と読みます。
意味は「清書する前段階の絵のこと」です。
仕上がりと同じ様に描きますが、基本的に鉛筆など後から消せる素材を使います。
人物だけではなく背景も入れて、後から本格的に筆やペンを入れ易い様にしておきます。
マンガの場合、漫画家が下書きをして、アシスタントがペン入れをすることが多くなります。
また、最近ではデジタル化が進んでいて、パソコンで何度でも上からペン入れが出来たり、すぐに「下書き」が消去できる様になっています。
「ラフ画」と「下書き」の違い!
「ラフ画」は「絵を輪郭のみなどざっくりと描くこと」です。
「下書き」は「清書する前段階の絵のこと」です。
まとめ
今回は「ラフ画」と「下書き」の違いをお伝えしました。
「ラフ画は輪郭のみ」、「下書きはペン入れ用」と覚えておきましょう。