「ロース」と「バラ」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「ロース」と「バラ」の違い違い

この記事では、「ロース」「バラ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ロース」とは?

ローストに適した肉の部位です。

肩や背の柔らかい肉を指しています。

肉には、鶏、豚、牛、羊などがありますが、豚、牛、羊の肉についていうことが多いです。

魚の肉についてはいいません。

ローストとは、あぶり焼きや蒸し焼きにすることです。

つまり、この部位の肉は焼いたり、蒸したりして食べるのです。

肉は、焼いたり蒸したりして食べることが一般的なので、さまざまな料理に活用されています。

たとえば、しぐれ煮、カレー、ハヤシライス、すき焼き、牛丼、焼き肉サラダ、肉巻きなどです。

肉の価格は牛の場合だと種や産地によって異なります。

安いものなら数百円、高いものだと数千円以上します。


「ロース」の使い方

焼いたり蒸したりするのに適した、肩や背の柔らかな肉を指して使用する言葉です。

牛、豚、羊などがあります。


「バラ」とは?

バラ肉の略です。

バラバラの「バラ」や植物の「バラ」などの意味もありますが、ここでは肉の意味で解説をします。

バラ肉のバラは、漢字では肋(あばら)と書きます。

あばらとは、肋骨のことです。

つまり、バラ肉は肋骨周辺の肉のことです。

牛や豚の肉をいいます。

この部位は、皮、脂肪、赤身で構成されています。

適度に脂肪が存在ことで柔らかさがあります。

この部位の肉は、さまざまな料理に活用されています。

牛の場合だと、すき焼き、牛丼、焼き肉などが代表的です。

豚の場合だと、角煮、肉巻き、焼きそば、チャーハンなどに活用されています。

牛でも豚でも、加熱をして食べることが一般的です。

価格は比較的安く、スーパーでは特売になっていることがあります。

カナダ産の豚のものが100gで200円もしないで売られていることもあります。

価格は産地によって変わり、国産の方が高い傾向があります。

「バラ」の使い方

あばら周辺の肉を指して使用する言葉です。

牛や豚などに肉についていいます。

魚の肉についてはいいません。

「ロース」と「バラ」の違い

どちらも、牛や豚などの肉のことですが、部位が違います。

前者は肩から背にかけての肉です。

後者は肋骨周辺の肉です。

どちらの肉にも柔らかさがあります。

脂肪は後者の方が多いです。

活用される料理には似たものがあり、どちらもすき焼きや肉巻きなどに使われます。

「ロース」の例文

・『ロースを200gください』

・『ロースを使って何を作ろう』

・『久しぶりにロースでも食べようかな』

・『しばらくはロースを食べるのは控えよう』

「バラ」の例文

・『帰りにバラを買っていこう』

・『バラが安かったからたくさん買った』

・『バラを冷凍庫に入れておく』

・『バラを通販で大量購入した』

まとめ

どちらも肉を意味しているのですが、部位が違います。

柔らかい点は似ており、使われる料理も似ています。

しかし、脂の多さは違い、多いのば「バラ」です。

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