この記事では、「三次元」と「四次元」の違いを分かりやすく説明していきます。
「三次元」とは?
「三次元」は簡単に言えば、立体のことです。
立体の代表と言える箱を想像してください。
立体の箱は、縦、横、奥行きの3つの次元で成立しています。
それが「三次元」なのです。
今いる空間をはじめ、日本中、世界中、宇宙の空間まで「三次元」となります。
もちろん、箱といったものだけではなく、動物も人間の「三次元」で成立しています。
ちなみに、いつも目にしている動画も「三次元」です。
「四次元」とは?
「三次元」に時間という次元が組み合わさったものが「四次元」です。
今現在、過ごしている時間の「三次元」に未来や過去の時間的要素が加えられたものが「四次元」となります。
ということは、「四次元」では、自由に未来や過去に行くことができる世界ということになります。
そのため、今現在では誰も「四次元」で暮らしている人はいません。
近い将来、未来や過去を行き来することができる「四次元」の世界になることを願い、多くのアニメなどで描かれているだけの世界となります。
「三次元」と「四次元」の違い
「三次元」と「四次元」以外にも「一次元」、「二次元」があります。
「一次元」とは、軸が1つのみとなり、点と線でのみ表すことができるものとなります。
一方向に伸びるだけのものとなり、全体的な広さなどを把握することはできません。
そして、この「一次元」には、時間も含まれ、その理由は、時間の場合、過去、現在、未来と1方向しか存在しないためです。
次に縦方向と横方向から成り立つ「二次元」があります。
「二次元」により、平面的な広がりを把握することができ、面の中でのみ自由に移動することが可能なものを意味します。
そのため、本やアニメの映像などの中でのみ動く事のできるキャラクターなどを「二次元」と呼んでいます。
そんな、「一次元」、「二次元」以上となる「三次元」と「四次元」。
「三次元」は、今の世の中で最も自由に動き回ることができる空間を指し、今暮らしている空間は基本的にすべて「三次元」となります。
そのうえで、未来的な考えを加えたものが「四次元」で、今の暮らしの中では体験することができない「次元」となります。
「三次元」に時間軸が1つ加わっただけのものとなりますが、その時間軸が今の世の中では考えることができないものとなります。
まとめ
以上のような違いがある「三次元」と「四次元」。
この「三次元」と「四次元」には大きな違いがあり、今の世の中で「四次元」を体験することができるのはアニメの中だけです。
人間は、時間軸を超えることなどできないためです。
ドラえもんの「四次元ポケット」や映画のバックトゥザフューチャーのタイムマシンなどは、実際には、まだ、存在しないもので「四次元」を代表とするものとなり、「三次元」と「四次元」には、大きな壁がそびえたっていると言えるのです。