「不意打ち」とは?意味や言い換え!例文と解釈

意味と使い方

「不意打ち」とは?

「不意打ち」とは、「不意に討ってかかること」「意識していなかったことが突然に起こること」という意味があります。

また、そこから転じて、「急に何かを行うこと」という意味でも解釈うすることができます。

「不意打ち」の読み方

「不意打ち」「ふいうち」という読み方になるので、ここできちんと読むことができるように覚えておきましょう。

「不意打ち」の英語と解釈

「不意打ち」を英語で訳すと、“sucker punch”“take a person”“be taken unawares”などの言葉で表現することができます。

「不意打ち」の表現の使い方

「不意打ち」とは「考えてもみなかったことが、突然、目の前で起こること」という意味があるので、予定していなかったことが急に発生したり、何の準備もしていない状態で、突然、困ったことが発生して戸惑うようなことがあった場合に使われることになります。

「不意打ち」を使った例文と意味を解釈

では、ここで「不意打ち」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。

「不意打ち」を使った例文1

「敵は不意打ちに喰らったかのような驚愕の顔を見せたので、ここで一気に勝負に出ることにした」

戦いに臨む場合、相手が全く予想していない状況であったなら、こちらに勝機が生まれて来る可能性が出てきます。

というのも、相手(敵)は、こちらから攻撃を受ける準備できていない状態なので、十分に応戦することができません。

そのことから、こちらが1点に力を集中して戦うことで、勝つチャンスが生まれて来るのです。

「不意打ち」を使った例文2

「A社との新規取引開始であと一歩で受注することができると思っていたのですが、ライバル会社のB社が急に現れて、A社との取り引きを横取りされてしまったのです。まさに不意打ちを喰らったような感じです」

この例文でも、当初から予想していなかったB社が商談に入り込んできたので、まさに「不意打ち」に遭ったような感覚になったのでしょう。

このようなことはビジネスの世界でもよくあることですが、この場合、もしかすると、B社は水面下で営業活動をしていた可能性があります。

そのことを自分が察知できていなかっただけかもしれません。

このようなことにならないためには、日頃から他社の動きをマークしておくが大切です。

「不意打ち」の類語や類義語・言い換え

「不意打ち」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのような言葉があるかを見ていくことにしましょう。

「隙をつく」【すきをつく】

「隙をつく」という言葉が「不意打ち」に近い意味を持つ類義語として挙げることができます。

「思いもよらないところから攻撃をしかけること」という意味があり、相手が油断している隙に攻撃をすることになるのですが、力が拮抗している相手との戦いでは、このような攻め方が常套手段となってくることでしょう。

少し卑怯に感じるかもしれませんが、この戦い方で攻めていくことで、勝率を高めていくことができます。

「予定外」【よていがい】

「予定外」という言葉も「不意打ち」の置き換えとして用いることができます。

「起こったことが突然なこと」という意味があり、想定外のことが起きてしまった時に使われています。

意味と使い方
意味解説辞典