「今日日」とは?意味や使い方を解説

意味と使い方

「今日日」

今日日というのは「きょうび」と読み、きょうこの頃という意味を指します。

吉本新喜劇などではよく使われる表現であり、関西弁を使う地域では日常的に使われています。

今日という特定の日を指すのではなく、今日この頃という全体を指して述べる表現です。

「今日日」の意味

今日日という単語がどのように成り立ったかという事は謎ですが、古くから使われていたのではないかと考えられています。

もともとは過去と比べながら現在の状況を批判するような時に使われていたのではないかと考えられていますが、近年は批判的な意味合いが消えつつあります。

「今日日」の言葉の使い方

今日日という表現は主に関西で使われる表現ですが、だからといって関東でも全く使われていないわけではありません。

小説などでも出てくる表現です。

「今日日」を使った例文・短文(解釈)

それならば、今日日という表現を使うと一体どのような文章ができあがるのでしょうか。

ここでは今日日という単語を使った例文をいくつか紹介します。

「今日日」の例文1

「今日日、ガラケーなんて珍しいものを持っているね。今は誰もがスマートフォンかと思ったよ」

携帯電話そのものは21世紀に入ってから流行り始めたものですが、今となってはガラケーではなくスマホを持つ人が多いのではないでしょうか。

携帯電話が流行り始めたばかりのときにはガラケーが当たり前でした。

今のスマホのようなものが出てくるなんて誰も夢にも思っていなかったですよね。

しかし今はスマホが当たり前となりました。

むしろガラケーを持っている人の方が少ないのではないでしょうか。

「今日日」の例文2

「今日日、海外旅行なんて全然珍しくないでしょう?アメリカに行くからって自慢にはならないよ」

かつては海外旅行はとても特殊なものでした。

外国に行くということ自体がなかなかできることではなかったため、アメリカに行くなどと言えば多くの人の注目を集めたものです。

しかし最近ではグローバル化が進み、海外旅行に行く人の数が増えました。

アメリカは日本の隣の国ですから行ったことがあるという人も多いのではないでしょうか。

最近では南アメリカなどに行く人も増えましたね。

確かに飛行機は乗り継ぎ等の問題があり時間はかかりますが、それでも今は海外のどこにでも行くことができるのです。

「今日日」の例文3

「今日日、女性は家で家庭を守るべき、仕事をするべきではない、なんて発言をしたら女性から怒られるよ」

最近は男女雇用機会均等法が出来上がり、男性と同じように女性も働けるようになりました。

しかしその一方で、待機児童の問題など様々な問題があり、法律があるからといって女性が誰でも働けるというわけではありません。

また、男性の中には女性が働くことに対して良いイメージを持っていない人もいます。

結婚したら奥さんには専業主婦になってもらいたいと思う男性もいるのではないでしょうか。

しかし今はそのような考え方をしていてはいけません。

むしろ経済的にも困難がありますから、専業主婦が通じる時代でもないのです。

「今日日」の例文4

「今日日、とにかく一人っ子が増えている。子供が2人も3人もいる人なんていないんじゃないかな、教育費も大変だしね」

2世代から3世代前は子供が6人も何人もいるということが普通でしたが、最近では女性一人当たりの平均出生率が2人以下だと言われています。

つまり、一人っ子が増え、多くても子供が2人いる程度という状態が続いているのです。

このままでは少子高齢化が加速しても仕方がないと言えるでしょう。

3人兄弟だとかなり珍しいのではないでしょうか。

しかし日本は妊娠出産にはお金がかからないと言われていますが教育費はかなり高くなります。

子供が3人いると大学に行かせられるかどうかわからないと悩む人も多いかもしれませんね。

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