「介在」と「介入」の違いとは?分かりやすく解釈

「介在」と「介入」の違い違い

「介在」「介入」も何か間にあるという点で同じですが実際はかなり違った意味の言葉になります。

その意味を分かりやすく説明します。

「介在」とは?

「介在」というのは何が2つのものの間に存在するものの事でそれがある事で何かしら両者に影響を与えるものです。

または単純に両者の間に存在している事を意味する言葉が「介在」になります。


「介在の使い方」の使い方

「介在」の使い方は「2国間には平和交渉を困難にする問題が介在している」といった感じで使います。

なので、「介在」というのは一方だけの存在では成立しない言葉で何か2つのものの間に存在する事物を指す言葉になります。


「介入」とは?

「介入」というのは何かで揉めているような国があった時等にその2国間に全く別の国が問題解決のために参入するといった時等にわれる言葉になります。

全く関係のないものが敢えてその問題に首を突っ込んでくるという意味の言葉です。

「介入」の使い方

「介入」という言葉の使い方ですが、「戦争状態にある某国に武力介入する」といった感じで使われます。

この使われた方は全く関係のないものが協力目的で「介入」する事もあれば、混乱に乗じて漁夫の利を狙って「介入」するという事もあります。

「介在」と「介入」の違い

「介在」「介入」の違いは「介在」の場合は2つのものの間に何かあるという状況を指す言葉に対して、「介入」というのは2つのものとは全く関係のないものが間に入って積極的に関わってくることを指す言葉です。

まとめ

「介在」「介入」も2つのものとは関係がないという点では共通しますが、「介在」は単に間に何かある時に使いますが、「介入」は全く関係がないものが間に入ってくるというようにかなりその言葉の意味が違います。

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