「付き纏う」と「まとわりつく」の違いとは?分かりやすく解釈

「付き纏う」と「まとわりつく」の違い違い

この記事では、「付き纏う」「まとわりつく」の違いを分かりやすく説明していきます。

「付き纏う」とは?

「付き纏う」とは、いつもそばにつき、離れないことという意味と、良くないことが常についているという意味で使います。

前者の場合は人や動物などが自分のそばにいるということで、後者の場合は頭の中、精神的に「ある」といった状態のことです。

「付き纏う」がどちらの意味合いなのかは前後にある言葉から判断することは容易です。

「変な奴が娘に付き纏うのは許さない」「しつこく付き纏うのは止めて」「前回の失敗が付き纏う」「また嫌がらせされるのではないかと、不安が付き纏うが勇気を出して出席した」などと、使います。


「まとわりつく」とは?

「まとわりつく」とは「まつわりつく」とも言いますが、物が「巻きつく」ようにつくこと、を意味しています。

また絶えず離れずにくっついているという意味でも使います。

この場合は「付き纏う」と同義語となります。

「スカートが肌にまとわりつくので履き心地が良くない」「幼児が母親にまとわりつく姿は可愛いものだ」「苦しそうな声が今でも耳にまとわりつく」などと、使います。


「付き纏う」と「まとわりつく」の違い!

「付き纏う」「まとわりつく」の違いを、分かりやすく解説します。

この二つの言葉は同義語として使える意味と、それぞれ別の意味とがありますので、しっかり意味を理解しておきましょう。

「付き纏う」とはいつもそばについて離れないでいることを意味しています。

また良くないことがいつも心にあるといった時も使います。

このように「付き纏う」はあまり好ましくない状態の時に使われることが多いのです。

例えばストーカーなどは「付き纏い」という行為をよく取ります。

一方の「まとわりつく」とは「付き纏う」という意味でも使いますが、それとは別に物が巻くようにつく、からみつくという意味もあります。

この意味合いは「付き纏う」とは混同できませんので、使い分けをするようにしてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「付き纏う」「まとわりつく」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

それぞれの言葉の意味を正しく理解して使い分けていきましょう。

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