この記事では、「会合」と「会食」の違いを分かりやすく説明していきます。
「会合」とは?
「会合」【かいごう】は、話し合いをするためにおこなわれる集会、寄り合いのことです。
主に地域、社内、親せきといった特定の組織において、その組織に属する人が集まっておこないます。
「会合」の主な目的は相談や話し合いですが寄り合いの要素が強く、どちらかというと親睦を深めるため、顔見せをするために開かれることが多いです。
「会議」や「懇親会」とも似ていますが「会議」は話し合って結論を出すために開くもの、「懇親会」は親睦を深めるための集まりで、「会合」とは少し趣旨が異なります。
「会食」とは?
「会食」【かいしょく】とは、人が集まって食事をする催しのことです。
食事する場所、人数、形式を問わず、複数の人が一緒に食事をすれば「会食」にあたります。
お腹を満たすための食事ではなく、食事をとりながら親睦を深めることが主な目的です。
一般には、ビジネスシーンの会議や取引、結婚披露宴や法要などの冠婚葬祭、パーティなど、目的を持った食事会がイメージされています。
「会合」と「会食」の違い
「会合」と「会食」の違いを、分かりやすく解説します。
「会合」は話し合いや顔見せをするために集まる会です。
一方、「会食」は一緒に食事する目的でおこなわれます。
どちらも親睦を深めることが副次的な目的です。
しかし会食は必ず飲食をし、会合は飲食をすることもあればしないこともあります。
つまり「食事が目的かそうでないか」が「会合」と「会食」の決定的な違いとなっているのです。
まとめ
「会合」と「会食」は、使われている漢字も印象もよく似ていますが、比べてみると意味がはっきり違うことも分かります。
どちらも日常で使うことが多い用語です。
意味を理解し、正しく使い分けられるようにしておきましょう。