この記事では、「八方美人」と「愛想がいい」の違いを分かりやすく説明していきます。
「八方美人」とは?
「八方美人」の意味と使い方について紹介します。
「八方美人」の意味
「八方美人」は「はっぽうびじん」と読みます。
意味は、「どこから見ても欠点のない美人のこと」「誰にでもいい顔をして、要領よく人付き合いをする人のこと」です。
「八方美人」の使い方
「八方美人」には以下の2つの意味と使い方があります。
1つ目は、元の意味で「どこから見ても欠点のない、完璧な美人のこと」です。
「八方」は「四方八方=あらゆる方向」という意味です。
2つ目は上記から転じて「誰にでも良い顔をして、要領よく人付き合いをする人のこと」という意味です。
こちらは「誰からも好かれようとしてやたらと笑顔を振りまく人」という、悪い意味を表すことが多くなります。
「八方美人」は、その人に対して嫌悪感を持っていたり、短所としての特徴を掲げたり、単に「人に取り入るのが上手」と思った時などに使われます。
「愛想がいい」とは?
「愛想がいい」の意味と使い方について紹介します。
「愛想がいい」の意味
「愛想がいい」は「あいそがいい」と読みます。
意味は、「人から好感を持たれる態度や表情をしている人のこと」です。
「愛想がいい」の使い方
「愛想がいい」は、人から好感を持たれる態度や表情、言葉遣いなどをしている人のことを言います。
人から好かれたり、信頼されたりする人に使われる良い意味の言葉です。
「愛想」は「人に接する時の態度」「人への好意や信頼感」という意味があり、「愛想がいい」で、「人当たりがよく好意を持たれたり、信頼されること」になります。
「八方美人」と「愛想がいい」の違い!
「八方美人」は「誰にでも良い顔をして、要領よく人付き合いをする人のこと」です。
「愛想がいい」は「人から好感を持たれる態度や表情をしている人のこと」です。
まとめ
今回は「八方美人」と「愛想がいい」の違いをお伝えしました。
「八方美人は要領がいいという良くない意味」、「愛想がいいは好感度が高いという良い意味」と覚えておきましょう。