この記事では、「効果」と「効能」の違いを分かりやすく説明していきます。
「効果」とは?
ある働きによって現れる望ましい結果を意味する「効果」。
何か行動を起こした結果、物事が良い結果になったことを意味する言葉です。
目的通りになった、希望通りになった、といった良い結果に繋げることができた場合、「効果があった」と言えるのです。
このような意味から「効果」は、「成果」や「作用」、「効目」、「影響」などと言い換えることができます。
また、「効果」の対義語は、悪い結果となったことを意味する「逆効果」です。
「効果」の使い方
「効果」の場合、「効果がある・ない」をはじめ、「効果が出る」、「効果が現れる」などといった使い方のほか、「効果てきめん」や「効果的」、「宣伝効果」などといった言葉もあります。
「効能」とは?
善い結果をもたらす働きを意味する「効能」。
効目といった意味もあります。
「効能」の場合、必ずしも良い結果を出すことができるとは限りません。
あくまでも、良い結果を期待し行う働きを意味する言葉となります。
このような意味から「効能」は、「効目」や「実効性」、「有効性」、「アドバンテージ」などと言い換えることができます。
「効能」の使い方
「効能」の場合、「効能がある・ない」をはじめ、「効能が高い」、「効能に期待する」、「効能が現れる」などといった使い方のほか、「温泉の効能」や「薬の効能」、「効能書き」などといった言葉もあります。
「効果」と「効能」の違い
「効果」と「効能」には、結果に大きな違いがあります。
「効果」の場合、それを行ったことで良い結果につながった事実があります。
一方、「効能」の場合は、あくまでも、良い結果をもたらす働きのことで必ずしも良い結果になるとは限りません。
そうなるようにする働きに対し用いられる言葉となります。
このように「効果」と「効能」には、結果に大きな違いがあります。
「効果」の例文
・『やっと、薬の効果が出始め、ぐっすり眠ることができるようになりました。』
・『このお店では効果的にライトを使用することで、雰囲気ある店作りに成功しています。』
・『やっと、苦しかったリハビリの効果が出てきました。』
・『自主的に子供が宿題に取り組むように様々な工夫を凝らしてきましたが、まったく効果はありませんでした。』
「効能」の例文
・『腰痛持ちの私は、腰痛に効能がある温泉と聞けば、北へ南へとその温泉を目的に旅行しています。』
・『薬剤師から、薬の効能を詳しく説明して頂きました。』
・『今回の漢方薬の効能に非常に期待しています。』
・『この薬は効能が高いぶん、副反応は心配です。』
まとめ
以上が「効果」と「効能」の違いです。
両者には、結果に大きな違いがあるため、良い結果が出たのか。
それとも、良い結果が出るよう導いている状態なのか。
といった違いを踏まえ適切に使い分ける必要があります。