この記事では、「勢いづく」を分かりやすく説明していきます。
「勢いづく」の意味
物事に弾みをつけ一気にやる様。
「勢いづく」の解説
勢いづくは、物事に勢いよく取り組むことの他物事やその環境を取り巻く要素がプラスになることを指します。
つまりは、勢力が増すなどの他物事やその環境が第3者や自らが見てプラスとなっている場合、勢いづくと呼びます。
マイナス要素が拡大することでも勢いづくとたびたび使用することがありますが、本来の意味とは違う言葉の使用法です。
「勢いづく」の使われ方
「勢いづく」を用いるにはプラスとなること前提で用いることとプラスになるかどうかはわからないが減少に対する真面目度合いを表す言葉に用います。
例を挙げますと、真剣度合いを表現した場合、○○という勢力が勢いづくなど自分がプラスとならない場合でも真剣な内容であれば用いることが可能でマイナス要因であっても相手に対して真剣な様子を示すことが可能です。
「勢いづく」の例文
「敵対勢力の○○が勢いづく」
この例文は、「敵対している勢力の○○が勢いを増している」という事実に対して第3者に真面目に定義をしています。
「周囲にある炎が勢いづく」
この場合、真剣さを表す言葉と異なるもので事情にたいしてどのように変化をしたかを示します。
「勢いづくの類語」
「勢いづく」の言いかえ言葉には、調子に乗るという言葉があります。
勢いという言葉にはその場の状況が変化しプラスに働く要素とマイナスに働く要素もあり、例えば炎が勢いづくという言葉は炎が自己の制御下にある場合、炎が勢いづくとされますが、制御下に無くなった場合、炎が手に負えないほど勢いづくなどという言葉に変わり、マイナスの要素へと変化することも可能です。
同じように調子づくという言葉も同様に、制御下にある場合プラスと働く意味になり、制御下にない場合も同様に調子に乗るや勢いに乗るという言葉で表せます。
「勢いづく」の対語
「勢いづく」の対語ですが、「衰える」や「衰退する」という言葉が対になり意味は勢力を失うことの他、自分や周囲にとってプラスにならなくなることを意味します。
この場合、真剣に取り組んでいるさまを表す言葉においても反対の意味を成す言葉となるため、衰えるや衰退するという言葉はもはやまじめに取り組むだけの気力すらない状況下に置かれた場合にも用いることも可能です。