「リアル二刀流」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「リアル二刀流」とは?新語・ネット用語

流行語は様々な分野で生まれるものとして有名ですが、今年は特にメジャーリーガーである大谷翔平さんのプレイスタイルである「リアル二刀流」が流行りました。

この記事では、「リアル二刀流」の意味を分かりやすく説明していきます。

「リアル二刀流」とは?意味

「リアル二刀流」はメジャーリーガーである大谷翔平選手が、ア・リーグにおいて投手としても打者としても活躍したことから生まれた言葉です。

1つの試合で同時に先発投手として打線を押さえながら、指名打者としても活躍したことから日本でも大きなブームとなりました。

2つのプレイスタイルを同時のこなすことから二刀流と呼ばれるようになり、さらにそんな夢のような出来事がリアルタイムで現実に起こっていることから「リアル二刀流」という言葉ができた説が存在します。


「リアル二刀流」の概要

「リアル二刀流」はまさに今現実に起こっている大谷翔平選手の活躍を示す言葉ですが、日本の歴史において二刀流で活躍した人物としては剣術家である宮本武蔵が有名です。

彼は文字通り2本の刀を用いてその強さを示した人物ですが、このように2つの戦い方をする様を例えたものとして「リアル二刀流」は生まれました。

野球の世界でもこれまでは「二刀流」として活躍する人物は多かったのですが、プロの野球リーグとなると役割分担がはっきりと分かれることから投手と打者の両方で活躍する選手は少なくなる傾向があります。

比較的高校野球の選手はエースで4番という役割を負っている人が多く、大谷翔平選手のように投打両方で活躍する人も存在します。


「リアル二刀流」の言葉の使い方や使われ方

「リアル二刀流」は大谷翔平選手のように現在進行形で2つのプレイスタイルを使って活躍する人物を表す時も使うことが可能です。

しかし現在進行形でさらに記録を伸ばそうとしている大谷翔平選手と比較してレベルの高さが要求されることから、用いる時には相当な業績や自信がないと名前負けする可能性も存在します。

「リアル二刀流」を使った例文(使用例)

・『昔はゲームセンターで活躍していた彼は、現在eスポーツでリアル二刀流として活躍しています』
・『声優として活躍をしながら一方で舞台俳優として活躍している彼は、リアル二刀流として最近人気になってきました』
・『家事と育児のリアル二刀流している妻には頭が上がらないので、お土産のケーキは毎回奮発しています』

まとめ

海外で活躍する日本人は多く存在しますが、中でもスポーツのジャンルはテレビ放送やニュースに取り上げられることから勇気づけてくれる存在となります。

今年は特に大谷翔平選手の八面六臂な活躍が人気になり、2つのプレイスタイルを同時にこなすことを宮本武蔵に例えて「リアル二刀流」と呼ぶようになりました。

自宅での生活が長引くなかで、大谷翔平選手の活躍はリアルタイムで共有できる希望であり、時代のヒーローとして今年の活躍が期待されています。