「反りが合う」とは?意味や使い方、例文など分かりやすく解釈

「反りが合う」とは?意味と使い方

この記事では、「反りが合う」の意味を分かりやすく説明していきます。

「反りが合う」とは?意味

「反りが合う」とは、気質や互いの気持ちが合うことを意味しています。


「反りが合う」の概要

「反りが合う」「反り」の語源は、刀が反っているところから来ています。

反っている刀がピタリと収まる鞘であれば、反りが合いますが、そうでない場合は反りが合いません。

そこから、人間関係の相性などを表す言葉として使われるようになりました。


「反りが合う」の言葉の使い方や使われ方

「反りが合う」の言葉を使った例文をいくつかご紹介します。

『彼とは同期ですが、入社した時から反りが合うこともあり、プライベートでも頻繁に会っています』、『私には反りが合う相手がいなので、いる人を見ると羨ましく思います』、『彼女とは反りが合うので、一緒にいて楽ですし、居心地が良いです』、『反りが合う、合わないは理屈で判断できることではありません』実際は、「反りが合う」よりも「反りが合わない」として使われることが多いようです。

「反りが合う」の類語や言いかえ

「反りが合う」と似たような言葉としては、「馬が合う」「息が合う」、または「気が合う」などが挙げられます。

まとめ

日常生活の中で、自分と「反りが合う」人といつも一緒に過ごせれば良いですが、そうもいかない場面も多いものです。

中には「反りが合わない」人もいて、そういう人と一緒にいなければいけないと、意見や気が合わなかったりして、ストレスが増えてしまうかもしれません。

だからといって、「反りが合わない」人から離れられれば良いですが、仕事上の付き合いなどではそうもいかないこともあります。

相手の嫌な面ばかりが気になってしまうと、ますます嫌になってしまいますし、気分も良くありません。

人はそれぞれ個性がありますし、性格も違います。

そのため、自分とまったく「反りが合わない」人がいてもおかしくはありません。

そういう人とはできるならば、挨拶など最小限度の会話にとどめておいた方が良いかもしれません。

何とか仲良くなろうとして、自分が無理をして相手に合わせても、お互い疲れるだけで、上手くいかないこともあります。

本当に自分とまったく合わない相手であれば、いずれ何らかのことがきっかけで、離れていくことになるでしょう。

一方、「反りが合う」人は最初に合った時から何となく波長が合うのが分かることもあります。

会話だけではなく、相手の雰囲気やフィーリングなどが自分と合っている人が「反りが合う」人だと言えるでしょう。

そのような人とは親友になったり、生涯付き合っていける相手になっていくこともあります。

人の出会いはご縁なので、どんな相手でも、出会うべき何らかの理由があって、出会っている可能性があります。

特に「反りが合う」相手と出会えるのは素晴らしいことです。

そのような良い出会いに感謝をし、「反りが合う」人との関係を大切にしていきたいものです。

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