「可塑性」と「塑性」の違いとは?分かりやすく解釈

「可塑性」と「塑性」の違い違い

この記事では、「可塑性」「塑性」の違いを分かりやすく説明していきます。

「可塑性」とは?

「可塑性(かそせい)」とは、「固体に外力を加えて変形させた時に、その力を取り除いても元には戻らずに成形される性質」を意味しています。

「可塑性」というのは、「プラスチック(合成樹脂)のように、外から熱・圧力を加えて成形できる性質である塑性」を意味しているのです。


「塑性」とは?

「塑性(そせい)」とは、「固体に弾性限度を超える力を加えて変化させた時に、元に戻らない可塑性の性質を示すこと」を意味しています。

「塑性」というのは、「外力を加えても破壊されることなく、その力を取り除いてもその変形が戻らずに保たれる性質」のことなのです。

「塑性」「可塑性」は同じ意味であり、「塑性」の対義語は外力で変形させても元に戻る「弾性(だんせい)」になります。


「可塑性」と「塑性」の違い!

「可塑性」「塑性」の違いを、分かりやすく解説します。

「可塑性」「塑性」はどちらも「固体に弾性限度を超える外力を加えて変形させた時に、その力を取り除いても元には戻らない性質」「プラスチック(合成樹脂)のように熱・圧力を加えて塑性変形させ成形できる性質」を意味していて、この二つの言葉に意味の違いはありません。

そのため、「可塑性」という言葉は「塑性」という言葉に言い換えても、文章の意味は変わることはありません。

まとめ

「可塑性」「塑性」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?

「可塑性」とは「固体に外力を加えて変形させた時に、力を取り除いても元には戻らない性質」を意味していて、「塑性」「固体が弾性限度を超える力を受けて変化した時に、元に戻らない可塑性の性質を示すこと」を意味していて、「可塑性」「塑性」は同義語になります。

「可塑性」「塑性」の違いを詳しく調べたい時は、この記事をチェックしてみてください。

違い
意味解説辞典