「右往左往してしまい申し訳ございません」とは?意味や使い方、例文や意味を解釈

「右往左往してしまい申し訳ございません」とは?意味と使い方

この記事では、「右往左往してしまい申し訳ございません」の意味を分かりやすく説明していきます。

「右往左往してしまい申し訳ございません」とは?意味

「右往左往してしまい申し訳ございません」「右往左往」とは、右へ左へと行ったり来たりする様子を意味しています。

非常に混乱しうろたえている様子を意味し、実際に右へ左へと体が動くだけではなく、頭の中で混乱している場合にも「右往左往」は用いられます。

「右往左往」には、どうしていいかわからない、パニック状態になっている、慌てふためいている、など、とにかく、今目の前の状況において、どうしていいのか自分では考えがまとまらずに、Aの意見にしてみたり、Bの意見にしてみたり、といった状況を意味しています。

そんな、「右往左往」「申し訳ございません」が加わることで、「右往左往してしまい申し訳ございません」には、「混乱し取り乱してしまい申し訳ございません」「意見が色々と変わってしまい申し訳ございません」「あっちへ行ったりこっちへ行ったりし申し訳ございません」などといった意味となります。


「右往左往してしまい申し訳ございません」の言葉の使い方や使われ方

「右往左往してしまい申し訳ございません」の場合、「話が右往左往してしまい申し訳ございません」「バタバタと右往左往してしまい申し訳ございません」などのように、実際に体が右へ左へと動き回るのではなく、話の筋がまとまらず分かりにくく申し訳ございませんといった意味や実際に右へ左へと動き回り申し訳ございませんといったような使い方があります。


「右往左往してしまい申し訳ございません」の類語や言いかえ

「右往左往してしまい申し訳ございません」「右往左往」と同じような意味を持つ言葉には、「混乱する」「慌てふためく」「おろおろ」「あたふた」「周章狼狽」「左顧右眄」などがあります。

これらの言葉を用いて「右往左往してしまい申し訳ございません」を言い換えた場合、「あたふたしてしまい申し訳ございません」「周章狼狽してしまい申し訳ございません」といったものとなります。

この「周章狼狽」においては、右往左往よりも、より強く困っているといった意味があり、その様子は途方に暮れるほどといったものとなります。

また、似たような意味の「東奔西走」においては、「右往左往」のように混乱するものではなく、成功するために忙しく走り回るといった意味となり、前向きな状況を表現するものとなります。

まとめ

一般的に「右往左往してしまい申し訳ございません」とお詫びする場合は、実際にウロウロと動き回り申し訳ございませんといった意味ではなく、話がコロコロ変わってしまい申し訳ございませんといったように状況などが決まらず申し訳ないといった意味で用いられることが多くなります。

そのため、ビジネスで用いられることが多い言葉と言えます。

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