「嘆き悲しむ」とは?意味や使い方を解説

意味と使い方

「嘆き悲しむ」

嘆き悲しむというのは「なげきかなしむ」と読み、悲しく思って心が痛むという意味を持っています。

悲しむという表現をさらに強調した表現になり、嘆く、悲嘆にくれる、心が痛む、見ていられない、胸が締め付けられる、などといった意味合いを持ち合わせています。

「嘆き悲しむ」の意味

誰かなくなったという話を聞いたりすると大きなショックを受けますよね。

悲しいという言葉一言ではいい表せないほどのショックを受けるのではないでしょうか。

そのような時に嘆き悲しむという表現を使うことができます。

思わず大泣きをした、しばらく悲しい日が続いた、などという時に使うことができます。

「嘆き悲しむ」の言葉の使い方

嘆き悲しむというのは悲しい夢を強調した表現であり、大声で叫ぶほどの衝撃を受けた、大泣きしなければいけないほどショックだった、などという状況を指しています。

そのため少し悲しい、ただ少しショックを受けた、などというときには使えません。

「嘆き悲しむ」を使った例文・短文(解釈)

嘆き悲しむという表現を使った文章にはどのようなものがあるのでしょうか。

ここではこの嘆き悲しむという表現を使った例文をいくつか紹介します。

「嘆き悲しむ」の例文1

「娘は親友が事故に遭って亡くなってしまったので、しばらく嘆き悲しんでいた。かわいそうに」

誰も自分が交通事故などのトラブルに遭遇するとは思っていないですよね。

自分が遭遇するとも思わなければ、家族や友人など身近な人が遭遇するとは思わないでしょう。

ある日いきなり友人が交通事故などで命を落としたと聞けば大きなショックを受けます。

しばらく立ち直れないほどのショックを受けるかもしれません。

そのようなときにはまさに嘆き悲しむという表現を使うことができます。

「嘆き悲しむ」の例文2

「あそこの夫婦はやっと待望の赤ちゃんを授かったのに、その赤ちゃんに大きな病気があると聞いて嘆き悲しんでいるらしい。気の毒だよね」

待ち望んで待ち望んでやっと赤ちゃんを授かった時の喜びは言葉で言い表せるものではありません。

赤ちゃんが生まれてくる日を楽しみに夫婦や家族は準備を重ねていくのです。

しかし、そんな大切な大切な赤ちゃんに病気があるということがわかれば、一気にショックを受けてしまう両親もいるのではないでしょうか。

最近では医療技術が発達したことにより、胎児の病気なども簡単にわかるようになりました。

高齢出産の場合は出生前診断等も選択肢の1つとして掲げられています。

病気など赤ちゃんはどうするのか、夫婦は難しい選択を迫られてしまうのです。

「嘆き悲しむ」の例文3

「キュリー夫人は夫のピエールを事故でなくし、しばらく嘆き悲しんでいたと言われている」

ラジウムを発見したとされ、ノーベル物理化学賞を2回受賞した女性科学者、キュリー夫人は同じく男性科学者であるピエールと結婚生活を送っていました。

2人の娘にも恵まれ幸せに暮らしていましたが、ある日ピエールは実験室に行く途中、雨の中、場所にひかれて命を落としてしまったのです。

キュリー夫人はもともとポーランドで生活をしており、パリの大学で学び、そこでピエールと出会いました。

そしてパリに引っ越し、新たな生活を始めたのです。

そのような場所で夫を亡くしたキュリー夫人の悲しみは想像を絶するものがあったと言えるでしょう。

「嘆き悲しむ」の例文4

「あそこの女性が乳がんで亡くなったらしい。お子さんはまだ高校生なんだって。この前、娘さんの嘆き悲しむ声が聞こえたよ」

日本人の最大の死亡原因はガンだと言われています。

特に女性には乳がんという問題があり、5人に1人は乳がんにかかるのではないかとも言われています。

特に若いうちに乳がんが見つかると早いスピードで手にしてしまう可能性があり、お年寄りが乳がんにかかりよりも厄介な結果になりかねないと言われているのです。

また、乳がんの検診に行ったとしても乳がんにかかる事はあるとも言われており、侮れる病気ではないということがわかります。

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