「士気を高める」とは?意味や使い方、例文など分かりやすく解釈

「士気を高める」とは?意味と使い方

この記事では、「士気を高める」の意味を分かりやすく説明していきます。

スポーツシーンなどでよく見かける「士気を高める」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「士気を高める」とは?意味

「士気を高める」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「士気」「士」という言葉には、もともと「侍」という意味があります。

また、「気」「気持ち」という意味があります。

このため、「士気」には、「戦いに行く侍のような気概」という意味があると考えることができます。

侍が戦地に向かっていくときの闘志やモチベーションを「士気」という言葉で表現します。

これを踏まえて「士気を高める」という言葉には、「闘志を強くする」「モチベーションをアップする」という意味があります。

また、「士気」という言葉には、主に集団のモチベーションや闘志を意味する言葉のため、ある程度の集団に所属する人に対して使う言葉になります。


「士気を高める」の概要

「士気を高める」という言葉は、もともと戦場に赴く侍の気概を意味する言葉になります。

そのため、これから戦いをする人、またその集団の闘志やモチベーションに関して使う言葉になります。

戦いを前にして、少し闘志が足りないと思われるとき、モチベーションが下がっていると感じたときなどに、「士気を高める」必要が生じてきます。

例えば、侍が戦場に赴く前に、報奨金を用意したり、褒美を発表するなどして、戦場で活躍したい思いを新たにさせることがありますが、このようなときに、「報奨金を用意し、士気を高める」などと表現することになります。


「士気を高める」の言葉の使い方や使われ方

「士気を高める」という言葉を使うときは、「戦いに備えるとき」「集団に対し」であり、「闘志やモチベーションを上げたいとき」になります。

例えば、サッカーや野球などのチームスポーツでは、「士気を高める」という言葉を使うことが多くなります。

「ワールドカップ最終予選に向けて、選手の士気を高める」などという使い方をします。

また、職場が戦場だという考え方をする企業などでは、「社員の士気を高めるため、臨時ボーナスを用意するなどという言い回しで、「士気を高める」という言葉を使うことがあります。

「士気を高める」の類語や言いかえ

「士気を高める」の類語として、「戦意向上」があります。

「せんいこうじょう」と読みます。

「戦意」は、「戦いに臨むときの気概」を意味し、「向上」には「上げる」という意味があります。

「士気を高める」と似た意味を持ち、「兵士の戦意向上を促す」「ライバル企業に対する、戦意向上が見られる」などという使い方をします。

まとめ

「士気を高める」という言葉についてみてきました。

戦いに向かう集団の、モチベーションを上げたいと感じたときに、「士気を高める」という言葉を使うことが多くなります。

スポーツの試合の前には頻繁に使用される言葉なので、スポーツ観戦などが趣味という人は、使う機会が多くなるのではないでしょうか。

意味と使い方
意味解説辞典