この記事では、「天元突破」の意味を分かりやすく説明していきます。
「天元突破」とは?意味
「天元突破」は、意味は碁盤の中心のことを意味し、碁盤の中央が接戦になるエリアなのでこのエリアを突破するという意味で使用されている囲碁の用語でした。
ただ、アニメにて「天元突破」という言葉が別の意味で使用され、中央を突破するという意味で使用され始めるとゲーム用語へと置き換わり、今では突破するという意味で使用されています。
「天元突破」の概要
「天元突破」は、もともと囲碁の用語で碁盤の中央が接戦になるというものでしたが、アニメにて解釈が変化し、今では中央を突破するというように一点突破という意味で使用されています。
そこからさらに解釈され、限界を突破するという解釈も存在しているのです。
「天元突破」の言葉の使い方や使われ方
「天元突破」という言葉の使い方は、本来は囲碁ですが、インターネット上では、限界を突破することのほか、一点突破のように突破口が開いた場合に使用します。
「天元突破」を使った例文
・『あまりにも忙しすぎて疲労が天元突破する』
この例は、あまりにも忙しいので疲労がピークを突き抜けるというものです。
よって、疲労が限界を超えており動くのもままならない中お仕事をしているという解釈になります。
・『あまりに上司が無謀なことばかりを言うので怒りが天元突破した』
この例は、上司という人物があまりにも無謀なことばかりを述べるので、ブチ切れたという例です。
「怒りが天元突破する」というのは、ブチ切れるという意味でこの例では上司であろうと関係なく怒りが爆発したという例になります。
・『RTSゲームにて孤立した味方の救助のために天元突破する』
この例は、RTSゲームにて孤立している味方ユニットの救助のために、中央突破をするという例です。
「天元突破」は、中央を突破するという解釈があり、この例では中央突破を図っています。
特に、RTSゲームでは、戦力の消耗が問題になり、ユニットによっては、必要なものがあるので助けることが可能な場合は中央突破を図ってでも味方を助けるのです。
まとめ
「天元突破」については、おそらく大半の方がアニメで知った言葉であると思われます。
ですが、この言葉は本来は囲碁で碁盤の中央が接戦であることから中央を突破するという意味で使用されていました。
ですが、アニメでは、限界を突破することや一点突破という意味で使用されていたため、新しい言葉としてネット上で定着したのです。
なお、「天元突破」と同じ言葉でビッテン突破という言葉がありますが、あちらは、力づくで中央突破を図りますのでいわば消耗戦を仕掛けてでも中央を力づくで突破するという意味なので「天元突破」とは若干異なります。
「天元突破」はどちらかというと根性論で中央突破を図るので、ビッテン突破のようにパワーに任せて突撃をして打ち勝つというものと異なります。