「天然炸裂」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「天然炸裂」とは?新語・ネット用語

「天然炸裂」とはどういう意味なのでしょうか? この記事では、「天然炸裂」について分かりやすく説明していきます。

「天然炸裂」の意味とは?

おもに、世間一般の考えやその場の空気とは若干ズレた言動を誰かがとった時に使用されます。


「天然」の意味とは?

「天然」はもともと、「人為的なものが加わっていないこと」「自然のままであること」を意味する言葉です。

「天然炸裂」では、「天然ボケ」「天然キャラ」の略語として「天然」が使用されています。


「天然キャラ」とは?

おもに、行動や言動、考え方や感覚が世間一般の人に比べて若干ズレている人のことを指します。

ポジティブな意味では「純粋な人」「面白い人」「憎めない人」を指して使用されることがありますが、ネガティブな意味では「自分勝手な人」「抜けている人」「ドジな人」「頼りない人」を指すこともあります。

「天然キャラ」として有名な芸能人
・相葉雅紀(アイドル:嵐)
・平野紫耀 (アイドル:King & Prince )
・綾瀬はるか(女優)
・滝沢カレン(モデル)
・ローラ(モデル)
・ジミー大西(お笑い芸人)
・出川哲郎(お笑い芸人)
・狩野英孝(お笑い芸人)

「天然ボケ」とは?

「天然ボケ」とは、もともとはお笑い用語でした。

漫才のネタやバラエティ番組のトークなどにおいて、「ボケ」「ツッコミ」を誘うために、観客の「ウケ」を狙って台本や、計算されて行われます。

それに対し、観客の「ウケ」狙いや計算もなく、本人の言動や感覚が世間一般とズレていることから、意図せず「ボケ」になっている人が「天然ボケ」になります。

「炸裂」の意味とは?

もともとは砲弾や爆弾が激しく爆発することを意味します。

「天然炸裂」では、転じて誰かの「天然キャラ」「天然ボケ」による世間一般とはズレた衝撃的な言動に対する比喩的表現として「炸裂」が用いられています。

「天然炸裂」の使い方

誰かが、世間一般的な反応やその場の空気とはズレた言動をとったときの「ツッコミ」として使われています。

必ずしも、「天然キャラ」「天然ボケ」の人のみに対して使われるわけではなく、単に「変わった言動」、勘違いやドジなど「ちょっとしたミス」に対するフォロー的な意味でも用いられているようです。

「天然炸裂」を使った例文

・『あの芸能人がトークで天然炸裂させてた』
・『親がまさかの天然炸裂で自分の服を着ていってしまった』
・『彼女が天然炸裂させて、左右で色の違う靴下を履いてきた』
・『あの人は時々天然炸裂させるけど、どこか憎めない』

まとめ

「天然炸裂」とは、おもに、世間一般の考えやその場の空気とは若干ズレた言動を誰かがとった時に使用されます。

必ずしも、「天然キャラ」「天然ボケ」の人にのみ使われるわけではなく、単に「変わった言動」、勘違いやドジなど「ちょっとしたミス」に対するフォロー的な意味でも用いられているようです。