この記事では、「好きな言葉」と「座右の銘」の違いを分かりやすく説明していきます。
「好きな言葉」とは?
人それぞれが思う特に良いと思っている言葉のことで、特に意味を問わず響きの格好良さや字の見た目が好きという言葉もあれば、意味が気に入っている言葉などもあります。
例えば「ツープラトン」であれば響きの格好良さ、プロレスのタッグマッチの協力技の意味合いが好きの二通りがあると考えられるでしょう。
「捲土重来」であれば字面の格好良さ、失敗から這い上がって成功するという意味合いの力強さの二通りが好きな要因と考えられるでしょう。
競馬が好きな人であれば「万馬券」が好きな言葉になり得ることもあり、人の趣味嗜好と目標などが組み合わさって好きな言葉ができると考えられます。
好きな言葉は四字熟語や故事成語などには限らず、「好き」のように短い言葉や、お経などのとても長い言葉なども含まれます。
好きな名前が花の名前である場合は単にその花が好きだからと言う場合もありますが、花言葉や花の環境における咲き方が好きというケースのほうがより伝わるものがあります。
「座右の銘」とは?
自分を励ましたり戒めるために、心に留めておく言葉や格言を指す言葉で、ことわざや四字熟語、故事成語、偉人のやマンガのキャラクターの名言などが多く使われています。
ことわざでは「継続は力なり」「能ある鷹は爪を隠す」などが多く使われ、やや説明が必要になるものは使いにくいものと言えます。
座右の銘は複数持っていても良いため「失敗は成功のもと」はよく使われていると言えるでしょう。
これらに使われる言葉はどれも意味があるものでその意味に伴った行動をしたいという願いがこもっているのが座右の銘とも言えます。
そのため、「ヒーローになりたい」などでも説明こそ必要にはなるかもしれませんが座右の銘として通用させることも可能ではあります。
「好きな言葉」と「座右の銘」の違い
「好きな言葉」と「座右の銘」の違いを、分かりやすく解説します。
「好きな言葉」は「座右の銘」になることもあり得るもので、人生訓や苦難への対応時などの名言であればそのまま座右の銘ととて使うことができます。
逆にパブロ・ピカソという響きで好きな言葉とした場合ピカソのフルネームではなく、略した名前であるため、響きが好きという可能性とピカソが好きだからという意味合いで好きになっている可能性があり、座右の銘として使うのは難しいでしょう。
座右の銘はいくつか持てますが、面接などで使う代表を決める必要があります。
好きな言葉は人生でそれほど重要な状況で聞かれないものですが複数持っておいても問題ないでしょう。
厳密な定義はないため、意味合いが良ければ座右の銘にするのも良いです。
まとめ
好きな言葉は好きな料理などと同じく無尽蔵にありえる概念で、見た目や響き、意味を重視します。
座右の銘は自分の行動の目標などが重視されるもので、意味が最重視され見た目や響きはあまり気にしなくて良いでしょう。