「対外的」とは?意味や使い方、例文など分かりやすく解釈

「対外的」とは?意味と使い方

この記事では、「対外的」の意味を分かりやすく説明していきます。

「対外的」とは?意味

対外的とは、外部や外国に対する様という意味を表す言葉です。


「対外的」の概要

対外的は、たいがいてきという読み方をすべき言葉となっています。

漢字で記されたこの言葉を目にすれば直ぐに分かる事ですが、外部とか外国に対するといった意味を持つ対外の漢字に、その様な性質を有したものやその方面に関わる、その様な様子等の意味を有する的の漢字を付け足す事で、誕生した言葉です。

だからこそ対外的という言葉は、内側と対比する形で、外側に対して、という意味合いで用いられています。


「対外的」の言葉の使い方や使われ方

対外的は、外部に対してという内部と比較する形で使用される事が多い言葉です。

例えば、対外的な試合、という表現であれば同じチーム内で行う試合ではなく、外部の別のチームとの試合という意味になります。

同様に、対外的な仕事、という使い方により、社内ではなく外部の会社との仕事といった意味を示す事が可能です。

この様に対外的は、対外的な~という形式で、外側を表現する際に使用される事が多く見られる言葉となっています。

更に対外的は、外側という意味から、外国に対するという意味にも使われる事が少なくない言葉となっているのです。

例えば、政府は国内ではなく対外的な問題にばかり気を取られている、という様な用い方をする事で、国内という内部の対比という形で、外国という意味を示す事が出来ます。

同様に、我が国は対外的政策ばかり行っている、といった使用の仕方をした際にも、国の外にある外国という意味を表現する事になるのです。

以上の事から、政府や国、或いは大統領や総理大臣といった言葉と絡めてこの対外的という言葉が使われる時は、外国に対する様といった意味を示す事が多くなります。

ちなみに対外的という言葉の対義語としては分かり易く、対内的という言葉があるのです。

「対外的」の類語や言いかえ

対外的という言葉と同じ様な意味を持つ類語としてはまず、外面的という言葉を挙げる事が出来ます。

この言葉は、物事の表である外面に現れる様を表現する言葉であるため、意味合い自体が似ていると言えるのです。

同様に、建前上という言葉も、表向きの言動等を示す言葉として使用されています。

対外的にも外面として良くみせようとする、といったニュアンスを持っているため、類語として含める事が可能です。

加えてこの様な意味合いから、内実とは違う世間という外側に対する名目という意味合いから、表向きという言葉も類語であると考える事が出来ます。

まとめ

対外的は、たいがいてきという読み方をする言葉であり、基本的には内側の対比として、外側に対して、という意味を表す言葉です。

ただし国や政府等の言葉と一緒に使用する事により、国の外側である、外国に対してという意味でも用いられる事が少なくありません。

対義語としては分かり易く、同じ様な構成の、対内的という言葉があり、同じ様なニュアンスや意味合いを持つ類語も、外面的や建前上等色々と存在しているのです。

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