「岩盤浴」と「サウナ」の違いとは?分かりやすく解釈

「岩盤浴」と「サウナ」の違いとは?違い

この記事では、「岩盤浴」「サウナ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「岩盤浴」とは?

岩盤浴は、入浴の一種です。

簡単に言うと、40度から60度程度に温めた天然鉱石に横たわり、遠赤外線による放射熱でゆっくりと身体全体を芯まで温めます。

湿度が高い室内で横たわり、リラックスしながら身体全体を温めるために、大量に汗を掻きます。

すると、身体の中の老廃物が汗と共に排出されるのです。

これが岩盤浴による一番の効能です。

通常、身体の調子が悪くなると必然的に体温が下がってしまいます。

すると身体の新陳代謝機能が衰え、体内に老廃物が溜まってしまいます。

岩盤浴は身体全体を温め、老廃物を排出することで体内の様々な機能が正常化していくわけです。

そのため、岩盤浴を行うと体調が整い、美肌、疲労回復などに役立ちます。

特に美肌効果は通常の入浴と比較にならないほどてきめんです。

なぜなら、岩盤浴を行うと皮脂腺が開いて汗を掻くからです。

皮脂腺は日常生活で汗を掻く程度では開きません。

皮脂腺が開いて汗を掻くことでデトックス効果が得られ、結果的に美肌へ繋がります。

理想は岩盤浴を週に1から2回程度行うことですが、無理な場合でも継続的に行うことが良いとされています。

スーパー銭湯などで気軽に体験できるようになったため、多くの人に親しまれるようになりました。


「サウナ」とは?

サウナは湿度が80度から100度程度の高温多湿な蒸し風呂のことです。

そのため、長時間に亘る入浴は危険で、水風呂に入って身体を冷やすことを一緒に繰り返します。

サウナの効能には、細胞の活発化、血液循環の促進、大量の汗を掻くことで毛穴と汗腺をきれいにすることが挙げられます。

水風呂と交互に入浴することで、これらの効能がさらにアップ。

日本でもサウナは古くから親しまれていて、美容効果を期待する女性だけでなく男性にも根強いファンが存在します。


「岩盤浴」と「サウナ」の違い

「岩盤浴」「サウナ」の違いを、分かりやすく解説します。

岩盤浴とサウナの一番の違いは、身体の温まり方にあります。

岩盤浴は放射熱を利用し、身体の芯からじっくりと温める点が特徴です。

一方のサウナは高温で身体の表面から温めます。

岩盤浴はサウナよりも長い入浴が可能なため、たくさん汗を掻くことでより高いデトックス効果が得られます。

また、岩盤浴の設備はサウナに比べて数が少なく、温泉施設内でも別途料金を支払わなければならないことがあるので確認が必要です。

まとめ

「なんとなく身体がだるい」というような不調を感じた場合、病院へ行ったり薬を飲んだりするのではなく、岩盤浴やサウナへ行きたいと考える人がいます。

身体を温め、汗をたくさん掻いた後に十分な水分摂取を行うことで身体は確かに元気になります。

それぞれに特徴があり、「岩盤浴は好きだけど、サウナは苦しくて苦手」という人も。

反対に、「カーッと熱いサウナに入ったほうがさっぱりする」という人も。

それぞれの効能を踏まえ、自分に適したほうを選びましょう。

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