「幸せ」と「幸福」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「幸せ」と「幸福」の違いとは?違い

この記事では、「幸せ」「幸福」の違いを分かりやすく説明していきます。

「幸せ」とは?

「幸せ」は、「幸せ」と呼べる人物が単純に幸運なだけで満ち足りていることです。

その為、「幸せ」は、対象を自分の他他者にも使用することが可能で運が良いということを言えます。


「幸福」とは?

「幸福」は、自分のみが嫌なことや心配事の他ネガティブな要素を一切持たないことで心が充実している状態です。

自分のみが心が充実している点がポイントで、「幸福」は、他人が「幸福」であるかどうかは判断ができず、自分のみが心が充実しているかどうかを判断できます。

ですが、相手の事情を理解することができる状況下にあえれば、相手の事情にたいして、「幸福である」かどうか相手の立場から判断できますので、必ずしも、「幸福」は自分の立場からでしかネガティブ要素を跳ね除けた状況下にあると言い切れません。


「幸せ」と「幸福」の違い

「幸せ」「幸福」の違いは、自分と他人を対象に、ネガティブ要素を一切跳ね除けた状況であるかどうかです。

「幸せ」は、自分と他人に使用してネガティブ要素を跳ね除けたと言えますが、「幸福」は、相手の事情を知らないが故、ネガティブ要素を跳ね除けたと言えません。

何故なら、「幸せ」は客観であるため、そう見えれば自己及び他人に使用でき、「幸福」の場合、客観ではないが故相手の事情を知る必要があるのです。

「幸せ」の例文

・『どこか幸せな表情に見える』 この例は主観で、相手の方がネガティブ要素を跳ね除けたと言える表情をしているという例になります。

「幸せ」は、主観が入っても相手の様子がそう見えれば使用できる言葉です。

「幸福」の例文

・『彼女の話を聞くに、とても幸福であると思えない』 この例は、ちょっと特殊な例で、本来、「幸福」は相手の事情を知らない限り相手側がネガティブな要素を跳ね除けた状況下にあると理解はできません。

しかし、この例では、彼女と呼ばれる対象者から事情を聴いているが故、相手側が「幸福」と呼ばれる環境下にあるかどうかを把握して客観的に彼女の立場から、勝手に「幸福」ではないと言っているのです。

まとめ

「幸せ」「幸福」の違いは、実のところ、両者に違いはないです。

ただ、対象とする人物に違いがあり、「幸せ」は自分と他人を対象に使用できる言葉ですが、「幸福」は相手の事情を理解しない限り通用しない言葉で、これらは、「幸せ」は客観的に見た事実を述べているが、「幸福」は過去にまでさかのぼった事実を説いているため、相手側が「幸福」と言われても別にと言われると過去の事実から判断して「幸福」「幸せ」な状態ではないとなるのです。

つまり、「幸せ」は、今現在そうであればよし、なので見た目で判断できますが、「幸福」は過去に遡るが故違いにおいては、今現在どうであるか、過去と現在を含めてどうであるかという問題もあります。

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